つ・な・ぐ

学長からのメッセージ

キーワードは「つ・な・ぐ」

学生のみんなに努力してもらいたい「テーマ」があります。
キーワードは「つ・な・ぐ」です。つないでいくということです。
ともすれば、一つ一つの科目を勉強するときに、テストのための勉強としてバラバラに覚えるということをやりがちですね。
また、学生間でも、もっと学年や学科を超えてつながってほしい。
いつも同じ人たちだけとつながっているのではなくて、ここにはさまざまな体験、さまざまな能力を持った多く人たちが集っています。
今の時代、パソコンの前に行けば、さまざまな情報が山ほどあるにもかかわらず、なぜ私たちはわざわざ大学に来て一緒に学ぶのでしょうか。
それはお互いに学び合うためです。もっと授業以外の時間に教師を利用しましょう。
君たちの悩みや迷い、どこでつまずいているのかをもっと知ることによって、それは授業に反映していただけると思います。
そして、教師は、単にその科目の教師であるだけではありません。
これは事務局職員の大人たちも同じです。
君たちの人生の先輩でもあり、かつて学生だった人たちでもあります。
その体験は利用できるところがたくさんあるはずです。
私たちは、その場その場にあることをバラバラにしがちです。
いろいろなことをつなげてみる、つなげて考えてみる、その習慣を持つことによって多くのことが自分のものになるはずです。
そして、周りの人たちからも学べるはずです。
一人ではできないことでも、一緒になればできるはずです。
昨日から今日へ、今日から明日へ、しっかりとつなげていくことによって、人間として成長することも前進することもできるのだと思います。
110余年間の積み重ね、毎日のつながりが今の至学館をつくっているように、
これから1年の毎日のつながり、横へも縦へも前にも未来に向かってもつないでいくことをみんなで心掛けて、もっとつながりの深い、そしてもっと相乗効果のある至学館大学にしたいと思います。

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