研究所・附属機関 伊達コミュニケーション研究所・日本の祭

主旨

この度所長に就任致しました石田 芳弘です。
私は本来学究の徒ではなく、政治世界に身を置いてきた実践者です。その経験の中からこの研究所のテーマであるコミュニケーションをコミュニティ(地域共同体)という視座から、祭の果たす役割について考察し、広く世間に提案するものです。
また、至学館大学の谷岡郁子学長は参議院議員時、水と種と祭が社会存続の3要素として「みどりの風」思想を提起した経緯もあり、私はそれに共鳴したものです。
今わが国はグローバリズムの潮流に漂っています。今こそ、ローカリズムという視点に光を当て、民族の原点を探ることが必要と考えます。そこに確固として、地域の祭が存在しています。
愛知県を中心とする東海地方はわが国の伝統的祭礼の宝庫でもありますので、この地方を中心にして、全国祭関係者と連携し、コミュニティ再生、地方創生を目指します。

所長のプロフィール

  • 石田 芳弘

愛知県議会議員、犬山市長、衆議院議員など地方・中央の政治と行政を経験。特に教育、文化行政に力を入れた。
「まちは生涯学習の最良の教室である」というのが持論であり、学校教育も生涯学習の一環であると考え、市民が教師の総合学習や全市博物館構想を推進。

著作
「蘇ったからくり人形」、「挑戦」、「君も市長になれ」、「希望」、「よみがえれ城下町」、その他共著多数

関連サイト

日本の祭のエッセイ

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 伝統的な祭はすべて古い歴史を持つ。
 故に、祭には色々な視点がある。宗教としての祭、郷土史の中の祭、民俗学の対象としての祭、社会学の対象としての祭等々。
 私は長らく政治という仕事に従事してきた。本居宣長は「古事記伝」で 「政事」まつりごと 「祭事」まつりごとは同語で語源は 「奉事」まつりごとであると述べている。天皇に仕え奉ることが政で、神に仕え奉ることが祭という。戦後、国家の主権者は国民となったので、政治とは国民という主権者を奉る民主主義である。だから私は民主主義の立場からあちらこちらの祭を見学し、コミュニティやまちづくりの視座から祭を考え、評論してみようと思う。

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