【シラバス基本情報】
| 科目名 | 加齢学 | |
| 担当教員 | 十枝内 厚次 | |
| 配当年次 | ３年（こども健康・教育学科） | |
| 履修方法 | 選択 | |
| 開講時期 | 前期 | |
| 授業形態 | 講義 | |
| 単位数 | 2 | |
| 備考 | ||
【授業目標】
加齢学では、誕生から死までに生体で起こる経時的変化の現象を明らかにするとともに、その分子メカニズムの解明を目指す学問領域です。栄養状態の改善と医療の発達に伴い、今後ますます寿命が延びることが予想されます。超高齢化社会に突入した我が国の健康寿命を延ばすために、発育・発達、老化の仕組みを学び、抗加齢に向けた取り組みについて理解することを目標とする。
【到達目標】
①細胞から生体に至る老化の仕組みを説明できるようにする。 ②抗加齢に向けた生活スタイルを構築できるようする。
【授業計画】
毎授業、資料としてプリントを配布し、以下のテーマについて講述する。
加齢学で学ぶこと 細胞周期と細胞老化 発育発達に伴う形態変化 発育発達に伴う身体機能の変化 発育発達と遺伝 母体、乳幼児、小児期の生活習慣と遺伝子修飾 青少年期の成長発育と運動 加齢に伴う体力の低下と運動 壮年期の栄養と運動 中年期の栄養と運動 高年期の栄養と運動 胎児期～思春期までの生活習慣と老化 青年期～中年期までの生活習慣と老化 サルコペニアの病態 ソマトポーズ・メノポーズの病態生理学的意義
【履修上の注意（含予習・復習）等】
老いは、すべての生物に起こる生命現象で、不可逆的です。この老いを時間経過とともに生じる現象として理解し、生活スタイルの改善に役立てていけるように、取り組んでください。
【成績評価の方法と評価割合（％）】
授業ごとに行う小テスト（30%）
期末テスト（70%）
【テキスト・参考文献】（テキスト◎、参考文献（推薦）○）
特になし。授業毎に資料を配布します。