【シラバス基本情報】

科目名 健康リフレッシュ学(含ヒーリング)
担当教員 石田 光男
配当年次 4年(栄養科学科)
履修方法 必修  
開講時期 前期
授業形態 講義
単位数 2
備考  

【授業目標】

 人間にとって、「健康」を高いレベルで維持することは、最大の関心事の一つである。この健康を向上させるには、医療だけでなく、日常でできる健康リフレッシュ活動を導入することが望まれる。本講では健康とストレスとの関係を学び、身体的、心理・社会的リフレッシュ方略について、生理学、心理学の視点から解説する。そして、健康の指導者として必要な科学的知識を身に付けることを目標とする。

【到達目標】

 @ストレスが心身へ及ぼす影響について正しい知識を習得する。A様々なリフレッシュ方略についてその効果と限界を把握することができる。B健康情報について安易に過信せず、その効果や限界を自分で再考することができる。

【授業計画】

 健康リフレッシュ学に関する領域について、以下の順に講義を進める。積極的な授業参加を促すため、テーマに応じて議論する機会を設ける。

内容
1
健康リフレッシュ学論 −なぜ、健康リフレッシュ学が必要か
2
ストレスのメカニズム −リフレッシュのためにストレスを知る
3
ストレスのメカニズム −ストレスの生理学的機序
4
ストレスのメカニズム −ストレスに影響する心理的、身体的要因
5
視覚情報によるリフレッシュ
6
聴覚情報によるリフレッシュ
7
香りと味のリフレッシュ
8
睡眠のメカニズムとリフレッシュ
9
運動とリフレッシュ
10
笑いとリフレッシュ
11
嗜好品とリフレッシュ −嗜好と依存
12
健康リフレッシュの評価法
13
健康にまつわる疑似科学 −なぜ、ウソの情報を信じてしまうのか
14
まとめ
15
期末試験と解説

【履修上の注意(含予習・復習)等】

 解剖生理学、健康心理学、運動生理学を復習しておくこと。

【成績評価の方法と評価割合(%)】

 筆記試験(100%)@AB 

【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)

 必要に応じて資料を配付する。

○中京女子大学健康科学研究会編 健康リフレッシュ学入門 大修館書店 1996