【シラバス基本情報】
科目名 | 安全・救急法 | |
担当教員 | 森 祐一・羽田 道信 | |
配当年次 | 3年 | |
履修方法 | 選択 | |
開講時期 | 前期(集中) | |
授業形態 | 演習 | |
単位数 | 2 | |
備考 |
【授業目標】
本演習での安全・救急法を学ぶ最大の目的は、予防である。また、不慮の事故や災害時における応急手当や救助・救護の知識と技術を身に付け、日常生活において自他共にそれらを実践し、安全安心で健康的な生活を築くことができるようにすることをねらいとする。さらに、地域や職場などにおいて、習得した防災や救急法の知識と技術を活かして、健康安全の普及に貢献することが望まれる
【到達目標】
@けがや病気、自然災害に対する予防や備えの必要性・重要性について、理解ができる。 A不慮の事故や災害時における応急手当や救助・救護の知識と技術を身に付けることができる。 B学生の関心・意欲的な取り組みから、事故や災害をイメージ(想定)し、日常生活において自他共にそれらを 実践し、安全安心で健康的な生活を築くことができるようにする。
【授業計画】
1〜14コマは羽田が担当し、15コマ目は森が担当する。
週 内容 1バイスタンダーCPR・AEDの重要性(救命の連鎖) 2自覚症状や他覚徴候による運動障害等の未然防止 3突然死や熱中症等の内科的な急性障害の概要と予防について 4貧血やオーバートレーニング症候群等の内科的な慢性障害の概要と予防について 5慢性的な整形外科的障害の自覚症状と他覚兆候及びその予防法について 6成人に対するCPRとAEDの使用法 7小児・乳児に対するCPRとAEDの使用法 8気道異物除去法(成人・小児・乳児) 9外科的救急処置とテーピング 10三角巾の取り扱い方と包帯法 11固定法(骨折、脱臼、捻挫の手当) 12搬送法(徒手搬送、担架搬送、応急担架) 13災害ストレスと日用品を活用した応急救護法 14災害サイクルと減災について 15まとめ
【履修上の注意(含予習・復習)等】
体験的学習の効果は、実践が伴わなければ期待できない。意欲的な受講参加が望まれる。
【成績評価の方法と評価割合(%)】
@小テスト(30%) A学科・実技テスト(30%) Bレポート(30%) 及び受講態度(10%)などで総合的に評価する。
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
羽田道信 「防災・救急に役立つ日用品活用法&ロープワーク 平成23年4月」 風媒社
その他、授業時に資料を配付する。