【シラバス基本情報】

【授業目標】

　この授業では、地域や集団における健康・栄養問題についての情報を収集し、分析し、評価するための能力を養う。あらゆる健康・栄養問題の人に対して、適切な公衆栄養プログラムを計画、実施、評価し、フィードバックするといった総合的なマネジメントの理論と方法を修得することをねらいとする。

【到達目標】

　公衆栄養マネジメントの理論と方法を理解することができる。 　栄養疫学の手法を理解し、健康関連の事象とそれらに影響を与える要因との関連を理解することができる。

【授業計画】

　テキストを中心に講義主体である。
　授業の終了時に講義内容の理解度を確認するための小テストを実施する。

週	内容
1	公衆栄養学マネジメント　−概念とプロセス−
2	公衆栄養学マネジメント　−アセスメント−
3	公衆栄養学マネジメント　−目標設定・計画−
4	公衆栄養学マネジメント　−実施−
5	公衆栄養学マネジメント　−影響評価と経過評価−
6	公衆栄養学マネジメント　−結果評価と経済評価−
7	公衆栄養学マネジメント　−地域特性に対応したプログラムの展開−
8	公衆栄養学マネジメント　−食環境に対応したプログラムの展開−
9	栄養疫学　−概要、食事調査法−
10	栄養疫学　−残差法−
11	栄養疫学　−疫学指標−
12	栄養疫学　−疫学の方法−
13	諸外国の現状と課題
14	栄養関係法規
15	まとめと筆記試験

【履修上の注意（含予習・復習）等】

　公衆栄養学�T、栄養管理論（含アセスメント）の内容を復習し、理解しておくこと。
　授業内容の予習・復習をすること。

【成績評価の方法と評価割合（％）】

　小テスト（40％）、筆記試験（60％）

【テキスト・参考文献】（テキスト◎、参考文献（推薦）○）

◎　田中平三・徳留信寛・伊達ちぐさ編 『公衆栄養学　改訂第4版』（南江堂）

○　特定非営利活動法人 日本栄養改善学会　監修 『食事調査マニュアル　改訂2版』（南山堂）
○　佐々木敏 『わかりやすいEBNと栄養疫学』（同文書院）