【シラバス基本情報】

科目名 スポーツ栄養演習T
担当教員 杉島 有希
配当年次 2年
履修方法 選択  
開講時期 前期(一部集中)
授業形態 演習
単位数 2
備考  

【授業目標】

 スポーツ選手の栄養管理は、栄養学及び運動生理学的根拠に基づき、適切に実施しなければならない。また、それぞれの競技・種目特性を十分に理解すること、監督、コーチ、フィジカルコーチ、トレーナー、ドクター、調理師など、他職種の役割を理解し、連携を図ることが重要である。この授業では、スポーツ選手の栄養管理に必要な基礎知識を習得するとともに、様々な競技種目の特性について、文献調査、競技観戦、現場スタッフの講話などを通して理解を深め、スポーツ・運動分野で活躍するための実践能力を身につけることをねらいとする。

【到達目標】

@ 様々なスポーツ競技・種目の特性について説明できる。 A スポーツ・運動分野における管理栄養士の役割について説明できる。 B スポーツ・運動分野における他職種の役割について説明できる。 C スポーツ栄養学に関する基礎知識について説明できる。

【授業計画】

 この授業では「理論から実践へ」を重要視しているため、講義及び演習(学外実習含む)形式で行う。

内容
1
講義:導入・スポーツ・運動分野における管理栄養士の役割
2
演習:競技特性を知る(競技種目の特性を把握する上での注意点)
3
演習:競技特性を知る(調査)
4
実習:競技特性を知る(学外実習:球技系種目の競技特性の把握・サポート現場の見学)
5
実習:競技特性を知る(学外実習:その他種目の競技特性の把握・サポート現場の見学)
6
演習:競技特性を知る(発表)
7
講義:スポーツにおける五大栄養素の役割(糖質・脂質・たんぱく質)
8
講義:スポーツにおける五大栄養素の役割(ビタミン・ミネラル)
9
講義:スポーツ選手の食事摂取基準
10
講義:スポーツ選手の食事の基本
11
実習:スポーツフーズ工場見学
12
講義:水分補給に関する講話
13
講義:アスリートに対するスポーツ栄養セミナーの見学
14
講義:スポーツの現場で活躍している管理栄養士の講話
15
まとめと試験

【履修上の注意(含予習・復習)等】

 予習として、栄養学、解剖生理学、生化学を復習し、よく理解しておくこと。日頃から興味を持っている競技種目についての様々な情報を集めるように心がけること。

【成績評価の方法と評価割合(%)】

 プレゼンテーション(60%)@ABC、レポート(25%)@ABC、筆記試験(15%)@ABC

【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)

 必要に応じてパワーポイントや資料の配付を行う。