【シラバス基本情報】
| 科目名 | 教育実習（Ⅰ）（事前・事後指導） | |
| 担当教員 | 松尾 博章・上島 久明 | |
| 配当年次 | １年 | |
| 履修方法 | 選択 | |
| 開講時期 | 通年（１年後期～２年前期） | |
| 授業形態 | 実習 | |
| 単位数 | 1 | |
| 備考 | ||
【授業目標】
教育実習は、教育実践･職場体験を通して､教育の意義や教職の在り方を体得する科目であり「教育実習(Ⅰ)」は､学校現場での「教育実習(Ⅱ)」を効果的に行うための事前指導及び､より成果を高めるための事後指導から構成されている。１年次は中学校で観察実習を実施し、基本的なマナーや授業観察の基本を身につけることをねらいとする。 ２年次では実習校での教育実習を実りあるものにし､教育職への目的意識を高める。また、実習生は実習校に対して感謝の念を持ち、実習生としての心構えを確立することをねらいとしている。
【到達目標】
１年次は大府市内の中学校で観察実習を実施する。①観察実習に際しての基本的なマナーを理解し実践できる ようにする。②授業を観察しながら記録を取り、授業のポイントはどこにあるかを見つけることができるように する。③一日の反省を簡潔に丁寧にまとめることができるようにする。④反省を皆の前で発表できる。 ２年次は、⑤教育実習校での実習に支障をきたさないように周到な準備を行い参加できるようにする。⑥実習 で学んだことを簡潔に話すことができる。⑦介護等実習への準備をして、落ち度のないように実習できる。
【授業計画】
１年次の後期は大府市内中学校における観察実習のオリエンテーションと大府市内中学校における観察実習（２日間）を主とする。
２年次は教育実習の実際へ向けての準備と介護等実習へのオリエンテーションを行う。
１年次 観察実習の概要と意義 ２年次 教育実習の概要 教育実習の心構え 学習指導案の作成と模擬授業 観察実習のオリエンテーション 学習指導案の作成と模擬授業 大府市内中学校における観察実習（１日目） 教育実習日誌の書き方 大府市内中学校における観察実習（１日目） 教育実習Ⅱ直前オリエンテーション 大府市内中学校における観察実習（１日目） 教育実習校での実践 大府市内中学校における観察実習（１日目） 教育実習校での実践 大府市内中学校における観察実習（１日目） 教育実習校での実践 大府市内中学校における観察実習（２日目） 教育実習校での実践 大府市内中学校における観察実習（２日目） 教育実習校での実践 大府市内中学校における観察実習（２日目） 教育実習の反省会 大府市内中学校における観察実習（２日目） 教育実習日誌・学習指導案・報告書の提出 大府市内中学校における観察実習（２日目） 教員採用試験への対策 観察実習の反省会（報告書の提出） 学校教育とボランティア活動 ２年次へ向けてのまとめ 介護等体験実習のオリエンテーション
【履修上の注意（含予習・復習）等】
1年前期に開講された専門科目の卒業必修科目及び教職の専門教育科目の単位を取得できなかった者は、履修することができない。
重要な連絡は、すべて授業の中で行われるので、欠席しないこと。
複数の教員で行われるので、授業の展開計画を十分に把握しておくこと。
【成績評価の方法と評価割合（％）】
評価は１年生後期に行われる観察実習日誌(20%)②、観察実習の報告書(20%)②、２年生前期に行われる教育実習での実習日誌と学習指導案(20%)⑤⑥、模擬授業への取り組み(20%)⑤⑥、介護等体験実習への取り組み(20%)⑦を合計して行う。
【テキスト・参考文献】（テキスト◎、参考文献（推薦）○）
本学の作成した『教職課程履修の手引』等により、適宜指示する。