【シラバス基本情報】
| 科目名 | 体力測定検査・評価（Ⅱ） | |
| 担当教員 | 佐藤 丈能 | |
| 配当年次 | １年 | |
| 履修方法 | 選択 | |
| 開講時期 | 前期 | |
| 授業形態 | 講義 | |
| 単位数 | 2 | |
| 備考 | ||
【授業目標】
本講義では、アスレティックトレーナーが評価を進める上で必要となるスポーツ動作の観察・分析について、基礎とともに専門知識が理解できる。
また6つのスポーツ基本動作についてのバイオメカニクス、動作に影響を与える機能的と体力的要因を説明できる能力を習得することをねらいとする。
【到達目標】
① スポーツ動作の観察、分析によりスポーツ外傷・障害の予防ができる ② 傷害発生後、復帰までのアスレティックリハビリテーションに、スポーツ動作の観察、分析によって得たデ ータを生かしプログラミングできる。
【授業計画】
どんな動作においても、解剖学的、生理学的な用語を使った説明ができるように配慮する。特に関節の動きについては、重要視し解剖学的用語を使って動きを説明できるようにする。はじめに、座学による各動作のバイオメカニクスを習得した上で実習に入っていく。
評価におけるスポーツ動作の観察・分析の目的と意義 歩行動作のバイオメカニクス 歩行動作に影響を与える機能的、体力的要因 走動作のバイオメカニクス 走動作に影響を与える機能的、体力的要因 外傷の発生機転となるような走動作の特徴とメカニズム ストップ・方向転換動作のバイオメカニクス ストップ・方向転換動作に影響を与える機能的、体力的要因 外傷の発生機転となるようなストップ・方向転換動作の特徴とメカニズム 跳動作のバイオメカニクス及び跳動作に影響を与える機能的、体力的要因 外傷の発生機転となるような跳動作の特徴とメカニズム 投動作のバイオメカニクス及び投動作に影響を与える機能的、体力的要因 外傷の発生機転となるような投動作の特徴とメカニズム あたり動作のバイオメカニクス及びあたり動作に影響を与える機能的、体力的要因 外傷の発生機転となるようあたり跳動作の特徴とメカニズム
【履修上の注意（含予習・復習）等】
体力検査測定・評価をするうえで、解剖・生理学、機能解剖学をあらかじめ学習していることが望ましい。
【成績評価の方法と評価割合（％）】
事例報告レポート（50％）①②
シミュレーション試験（50％）①②
【テキスト・参考文献】（テキスト◎、参考文献（推薦）○）
◎日本体育協会 公認アスレティックトレーナー専門テキスト⑤ 検査・測定と評価