【シラバス基本情報】

【授業目標】

　義務教育段階における特別活動の目標と内容について具体的な実践例をもとに理解するとともに、よりよい人間関係づくりや合意形成に向けた話し合い活動の方法や、学級活動の指導計画案作成の方法などを身につけることをねらいとする。

【到達目標】

　�@学習指導要領に示されている特別活動の目標や内容を理解し、学校教育全体における特別活動の意義や指導　　のあり方について自分の考えをまとめることができる。
　�Aよりよい人間関係づくりや合意形成に向けた話し合い活動に必要となる指導法を身につけるとともに、学級　　活動の指導計画案を作成することができる。

【授業計画】

　前半では、学習指導要領に示されている特別活動の目標や内容について、具体的な実践例をもとに理解する。後半では、人間関係づくりや話し合い活動の方法に関する演習及び学級活動の指導計画案を作成する演習を通して、特別活動の指導法を身につける。

週	内容
1	特別活動の意義と歴史
2	特別活動の目標と内容
3	特別活動の具体的な内容　学級活動
4	特別活動の具体的な内容　児童会活動・生徒会活動
5	特別活動の具体的な内容　学校行事
6	特別活動の具体的な内容　学校行事＜特に、体育・健康・安全面を中心に＞
7	特別活動の具体的な内容　クラブ活動・部活動
8	特別活動と他領域の指導の関係
9	特別活動の指導計画・年間計画
10	特別活動の評価
11	人間関係づくりのための指導（１）＜構成的グループ・エンカウンターなど＞
12	人間関係づくりのための指導（２）＜エクササイズの発表＞
13	合意形成に向けた話し合い活動の方法
14	学級活動の指導計画案作成
15	学級活動の指導計画案の発表・意見交換

【履修上の注意（含予習・復習）等】

　最初の授業までにテキストを購入し、毎時間持参すること。

【成績評価の方法と評価割合（％）】

　筆記試験（40％）�@�A
　提出課題「グループで発表する集団づくりのためのエクササイズ」の発表（20％）�A
　提出課題「個人で作成する学級活動指導計画案」の作成（30％）と発表（10％）�A

【テキスト・参考文献】（テキスト◎、参考文献（推薦）○）

　◎文部科学省「小学校学習指導要領解説　特別活動編

　〇「中学校学習指導要領解説　特別活動編」　ほか、参考文献等は適宜紹介する。必要に応じて資料を配付す　　る。