【シラバス基本情報】
科目名 | 英語コミュニケーションT | |
担当教員 | 長谷川 千春・陳 麗華・松崎 邦守・二村 洋輔・ルドルフ | |
配当年次 | 1年 | |
履修方法 | 必修 | |
開講時期 | 前期 | |
授業形態 | 演習 | |
単位数 | 2 | |
備考 |
【授業目標】
英会話を円滑に図る上で必要となる表現方法を体系的に学び、様々な場面を設定した「聞く」「話す」を中心に訓練を積み重ねる。旅行・留学など海外滞在中、実際に言語や文化の異なる人々と対話をする際に、相手の文化を理解しておくことは必要不可欠であるため、本授業では単なる英語スピーキング能力の向上のみならず、対話をしている相手が「この人は私のことを理解しようとしてくれている」と感じるように、多面的に英語コミュニケーションに関する知識を養う。
【到達目標】
@ 英語の発音のしくみが分かり、それを適切に聞き、発声できる。
A 相手の発話内容を理解し、それに対し英語で適切に表現することができる。
B 異文化理解をしようと積極的に試みることができる。
【授業計画】
限られた時間の中で、できるだけ英語に触れる機会を増やすために、90分授業が45分2回に分け構成されている。その時間の中で、ペアワーク、グループワークなどを通して、習得した表現を基本としながら、練習を積み重ね、授業毎に練習成果の確認を行う。また、ナチュラルスピードでのリスニング活動も取り入れ、英語の音の繋がりを確認するとともに一般的な会話の速度に慣れ親しむ。以下の計画は例であり、各クラスの詳細な計画は異なるので、担当教員の指示に従うこと。※本シラバス内容が事情により変更になることがあります。その場合には、授業の中で内容を伝えます。
週 内容 1イントロ:クラス分け・授業形式の説明など 2イントロ:クラス分け後の新クラスでの授業運営など 3目標設定と体験:英検、TOEIC、TOEFL、IELTS、ケンブリッジ英検、国連英検など 4英語コミュニケ―ションを大学で学ぶ意味:英語圏文化事情と異文化理解 5発音のしくみ:基礎的な発音からイギリス英語アメリカ英語など様々な発音・方言 6発音の練習からリスニングへ:「発音できないと聞けない」ことを確認する 7リンキング(単語と単語のつながり)の聞き取りと練習:リピーティングとディクテーション 8洋楽を用いたリスニング・スピーキング 9ドラマや洋画を用いたリスニング・スピーキング 10YouTubeなどインターネットを利用した英語リスニング・スピーキング 11ニュースや新聞などのメディア英語 12スポーツの英語 13ビジネス英語 14グループ発表 15理解度の確認・まとめ
【履修上の注意(含予習・復習)等】
英語プレイスメントの結果でクラス分けをする。詳細は掲示板で伝達するので、必ず指定されたクラスで受講すること。受講者が英語を使用することを前提で授業を運営するので、積極的に英語を使おうとする意識を持って授業に参加すること。英語はもちろんのこと、英語圏の文化を熱心に学ぼうとする受講生を望む。特別な事情などなく無断欠席が4回となった場合に、受験資格を失う。
【成績評価の方法と評価割合(%)】
各クラスによって成績評価方法の詳細は異なる。教員が2名ペアで1クラスを担当することがあるが、その場合、それぞれの教員の評価を平均化したものを評点とする。以下は評価の一例である:
30% 実技・レポート評価:授業内での練習成果発表など @
60% 筆記試験:語彙・リスニング練習の成果 A
10% 平常点評価:授業内の演習への参加度 B
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
各クラスによってテキストは異なるので、担当教員の指示に従うこと。
Longman Dictionary of Contemporary English (Pearson Education, 2009)
'Collins English Dictionary' 〈http://www.collinsdictionary.com/dictionary/english〉
'BBC Learning English' 〈http://www.bbc.co.uk/worldservice/learningenglish/〉
『公式TOEIC listening & reading問題集』(Educational Testing Service、2016年) など。