【シラバス基本情報】
科目名 | 人間力形成Y<災害・救援系> | |
担当教員 | 栗田 暢之・石原 杏莉 | |
配当年次 | 3年 | |
履修方法 | 選択必修 | |
開講時期 | 前期(一部集中授業) | |
授業形態 | 講義 | |
単位数 | 2 | |
備考 |
【授業目標】
あなたは「〇年に一度の災害」という言葉を聞いたことはありませんか?
近年、我が国を襲う災害は、もはや100年や50年に1度ではなく、毎年のように全国のどこかで発生しています。自然の猛威は、いつ何時私たちの「日常」を「非日常」にするかは分かりません。
本授業では、2011年に発生した東日本大震災を中心に、災害や支援活動の在り方を理解し、本学が謳う5つの人間力の内の「知的視力」、「当事者力」、「自己形成力」を高めることをねらいとしています。
【到達目標】
本授業では、我が国で発生した災害の歴史やその背景にあった法や制度の壁について理解を深めていきます。また、災害に係わる知識を修得し、災害支援の方法や手順を自ら考え提案できるようになること目標とします。
【授業計画】
@ オリエンテーション(石原)
A 自然災害の歴史(石原)
B 気持ちだけでは解決できない自然災害のボランティア(石原)
C 社会をつなぐボランティア―NPOの存在―(石原)
D 放射能と原発事故(石原・谷岡)
E 原発事故とコロナ・戦争(石原・谷岡)
F 災害現場の実態と市民セクターによる支援活動の変遷(栗田)
G 南海トラフ地震の被害予測と市民セクターによる減災の取り組み(栗田)
H 被災者の声(石原・ゲストスピーカー)
I 災害時における学生の活躍(石原)
J 災害について考える1(石原)
K 災害について考える2(石原)
L ワークショップ[1](石原・栗田)
M ワークショップ[2](石原・栗田)
N ワークショップ[3](石原・栗田)
※L〜Nの講義は、新型コロナウイルス感染状況により、対面型或いはオンライン型にて実施します。
対面型の際は、感染予防のため3グループに分かれて実施します。
【履修上の注意(含予習・復習)等】
授業期間中に災害が発生した際、授業の内容を変更する場合があります。その際、どのような支援ができるかを授業の中で考察する時間に充てる場合があります。
【成績評価の方法と評価割合(%)】
評価は授業毎のレポート提出70%、課題提出物30%を総合して評価します。レポートや提出物は「広い視野で物事を捉えることができているか」、「学習内容を自分自身と関連付けることができているか」、「自分の意見を述べることができているか」の3点を重視して評価します。
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
テキスト・参考文献は授業で提示します。