【シラバス基本情報】
| 科目名 | 運動学総論 | |
| 担当教員 | 宮澤 太機・相馬 秀美・飯本 雄二・松本 秀彦・福富 優 | |
| 配当年次 | １年 | |
| 履修方法 | 必修 | |
| 開講時期 | 後期 | |
| 授業形態 | 講義 | |
| 単位数 | 2 | |
| 備考 | ||
【授業目標】
人間が行う運動には多種多様な形態があることは言うまでもない。人間はもともと様々な運動を習得していない状態で生まれてくるため、生後直後から様々な運動を学習していく。運動学は人間が運動を習得し、熟達していく過程を詳しく考察するだけでなく、自ら習得した運動を他人に伝える｢運動の伝承｣も取り扱うことになる。
本講義では、多様な運動とそれらを伝承（指導）する方法について理解を深めることをねらいとする。
【到達目標】
将来のスポーツ運動の指導者に必要な、運動・スポーツ・体育に関する知識を身につける。
【授業計画】
『運動学講義』を参照したプリント等を用いて解説していく。
授業ガイダンス・運動学とは(全教員) 運動学の概念と目的、研究課題(村山) 運動構造論―動きかたに名前を付ける―(村山) 運動学習論①―運動ができるプロセスについて考える―(村山) 運動学習論②―運動の発生と洗練―(村山) 運動観察論―人間はスポーツ運動を見抜けるか―(村山) 運動技術論①―動きのコツとはなにか―(村山) 運動技術論②―動きのカンとはなにか―(村山) 指導者に必要な運動学的知識とは(村山) 様々な舞踊形式の紹介(相馬) 舞踊という運動の特性(相馬) 学校教育における舞踊の指導法(相馬) 運動学からみた球技 ―技術と戦術の習得―(宮澤) 球技の指導法と教育的特性(宮澤) 本授業のまとめ(全教員)
【履修上の注意（含予習・復習）等】
出席を重視するので、毎回必ず出席することが求められる。
また、授業で学習した内容に対する受講学生の理解力、思考力、表現力等をみるため、毎回レポートを実施するので、主体的に授業に参加することが望ましい。
【成績評価の方法と評価割合（％）】
小レポート（70％）と期末レポート（30％）による評価とする。
【テキスト・参考文献】（テキスト◎、参考文献（推薦）○）
授業資料としてプリント配付。
○金子・朝岡編著『運動学講義』1990（大修館書店）
○金子監修・吉田、三木編『教師のための運動学 運動指導の実践理論』(大修館書店）