【シラバス基本情報】

【授業目標】

　本授業は、体育・スポーツ教育の指導者として必要な知識と指導技能の習得をねらいとし、「バレーボール」、「バドミントン」、「テニス」、「ソフトボール」を取り上げる。知識としては、各運動種目の特性や基本ルール及び安全管理等について理解を深める。技能としては、中学校・高等学校を中心とした年齢段階及び指導対象者の技術水準に合わせた指導法を学び、実践的な指導力を身につける。教員採用試験対策として、該当する科目の担当教員はそれぞれの種目について学生への情報提供・指導を実施する。

【到達目標】

　�@　各運動種目を指導するための基礎知識を身につける。
　�A　各運動種目の指導法に関心を持ち、自ら課題に取り組もうとする資質や能力を身につける。
　�B　指導法を活用して基本的な実技指導ができる。

【授業計画】

　初回のガイダンスと最終回のまとめは、全担当教員で指導する。2回目から29回目を4期に分け、バレーボール(7回）は未定、バドミントン（7回）は十枝内厚次、テニス（7回）は松岡大介、ソフトボール（7回）は松岡弘記が担当する。

週	内容	週	内容
1	本授業の展開について（全グループ合同）	16	�Bバレーボールの歴史､ルールについて
2	�@ソフトボールの概説	17	�B基礎技術の指導法:サーブ･レシーブ
3	�@基礎練習（投・捕・打）と指導法	18	�B基礎技術の指導法:パス
4	�@ベース型ゲーム実践と指導法	19	�B基礎技術の指導法:スパイク
5	�@現代のソフトボール実践と指導法	20	�B基礎技術の指導法:ブロック
6	�@新ベース型ゲーム実践	21	�B守備(フォーメンション)
7	�@考案ベース型ゲーム実践	22	�Bゲーム及び審判実践
8	�@まとめ・小テスト	23	�Cバドミントン概説（用具の特性・ルール）
9	�Aテニス概説（ルール・マナー・安全管理）	24	�C基本姿勢と基本動作の実践と指導法
10	�A基本姿勢と基本動作の実践と指導法	25	�Cスマッシュとサービスの実践と指導法
11	�A基礎技術（ストローク）の実践と指導法	26	�Cネット際の対応と指導法
12	�A基礎技術（サーブ）の実践と指導法	27	�Cシングルゲームの実践と指導法
13	�A基礎技術(ﾎﾞﾚｰ・ｽﾏｯｼｭ)の実践と指導法	28	�Cダブルスゲームの実践と指導法
14	�Aテニスの試合運営の実践と運営法	29	�Cまとめ・小テスト
15	�Aまとめ・小テスト	30	本授業のまとめ（全グループ合同）

【履修上の注意（含予習・復習）等】

　中学校・高等学校の各学習指導要領解説の該当する項を読み、内容について理解する。

【成績評価の方法と評価割合（％）】

　運動技能（指導実技試験）70点、課題レポート30点。
　評価は、指導実技試験で「運動技能」を、課題レポートで「理解度」を計り、それらを合計して行う。
　教員毎の評価が60％以上であることを単位認定の要件とする｡4種目の平均点を､A(80点以上)､B(70点以上)､
C(60点以上)､F(59点以下)で評価する｡

【テキスト・参考文献】（テキスト◎、参考文献（推薦）○）

　各運動種目担当教員から提示する。