【シラバス基本情報】

【授業目標】

教育の基本的概念及び様々な教育の理念について、教育の歴史や思想の変化や違いから学ぶとともに、こどもと学校をめぐる現状の問題点を整理し、今後の展望を開くために必要な基本的知識の習得と、その解決に必要な力量の形成を目指す。

【到達目標】

　�@　学校教育を中心とした教育とは何かについて理解し、教育に関わる諸要因とそれら相互の関係について自
　　己の考えを発表し、説明できる。
　�A　時代に対応した学校の目的や教育内容を歴史的に理解し、今後の学校教育のあり方を考え、説明すること
　　ができる。

【授業計画】

　西洋と日本の教育の歴史的変遷や教育思想、教育理念を理解しながら、学校の現代的課題についてとらえるとともに、「こどもにとって学校とは何か」という問いに対する自分の考えをもつようにする。
　

週	内容
1	はじめに　「教育とは何か」「学校とは何か」
2	古代ギリシャの教育哲学　ソクラテス・プラトン・アリストテレス
3	近代以前の西洋における教育思想とこども観　コメニウス・ルター
4	近代以前の西洋における教育思想とこども観　エラスムス・ロック
5	近代西洋における教育思想とこども観　ルソー�@
6	近代西洋における教育思想とこども観　ルソー�A
7	近代西洋における教育思想とこども観　カント・ペスタロッチ・フレーベル
8	近代西洋における教育思想とこども観　ヘルバルト・ケイ・モンテッソーリ
9	近代西洋における教育思想とこども観　デューイ
10	近現代西洋における教育思想　ニイル・フレネ・シュタイナー・ペーターゼン
11	現代西洋における教育思想　スキナー・ブルーナー・ブルーム
12	日本における教育の歴史と思想（明治時代）
13	日本における教育の歴史と思想（大正時代）
14	日本における教育の歴史と指導（昭和時代・昭和）
15	現代日本における学校の課題

【履修上の注意（含予習・復習）等】

　ふだんから保育・教育関連のニュースに関心を持ち、講義内容との関連を考えてみることが大切です。
　対面授業と遠隔授業を組み合わせた授業を行う場合がある。

【成績評価の方法と評価割合（％）】

　筆記試験　（50％）�A
　提出課題1 （30％）�@
　提出課題2 （20％）�@�A

【テキスト・参考文献】（テキスト◎、参考文献（推薦）○）

　石村華代、軽部勝一郎編著『教育の歴史と思想』ミネルヴァ書房

　その都度紹介する