【シラバス基本情報】
科目名 | こどもとコミュニティ | |
担当教員 | 吉本 健一 | |
配当年次 | 2年 | |
履修方法 | 選択必修 | |
開講時期 | 後期(集中授業 | |
授業形態 | 講義 | |
単位数 | 2 | |
備考 |
【授業目標】
地域社会が活力を失ってきた諸要因について、社会構造の変化や人々の生活様式の変容を取り上げながら、こどもや高齢者、障害を持つ人たちが地域の中の気遣いや見守りによって支えられていることを具体的に学ぶ。 学校の役割を認識するとともに、地域コミュニティづくりのあり方や地域のつながり、支え合いの重要性について考察する。
【到達目標】
@ 地域コミュニティの機能変化の要因と新たなコミュニティづくりの動向を考察し理解する。
A 地域における学校の役割とともに、地域における人々の繋がり・支え合いの重要性を認識し、これからの 地域コミュニティのあり方を考察することができる。
【授業計画】
本授業では、地域コミュニティが変容する中で、こどもや高齢者、障がいを持つ人たちが、地域の中での気遣いや見守りの中で支えられていることを具体的に学習する。毎回、テーマと課題をもって、地域コミュニティについての諸課題を考察していく。
15週目には最終課題(小論文)を課し、授業の総括とする。
週 内容 1オリエンテーション(授業の進め方、最終課題レポートについて) 2地域コミュニティの多様な人たち 3自治会・こども会・老人会等の活動 4地域コミュニティの現状 5地域産業の衰退とまちの活力の喪失 6こどもをめぐる地域の課題(1)遊び 7こどもをめぐる地域の課題(2)教育 8こどもをめぐる地域の課題(3)安全 9多様化するコミュニティ 10コミュニティと社会貢献 11地域と防災まちづくり(1)安全マップ 12地域と防災まちづくり(2)共助 13住民・行政・企業が連携したまちづくり 14持続可能なコミュニティづくり 15まとめ(含む、最終課題レポートおよび解説)
【履修上の注意(含予習・復習)等】
授業で取り上げる課題に関心を持ち、積極的に考察し、毎回の授業の課題レポートに取り組むこと。
最終の15週目では、全体の授業を総括した課題レポートを課すので、授業で使用した資料等は大切に保管すること。
【成績評価の方法と評価割合(%)】
毎回の授業における課題レポート(60%)及び最終課題レポート(40%)を総合評価する。@A
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
毎回の授業において、教材プリントを配付する。
◯文部科学省「小学校学習指導要領解説 社会編」東洋館出版社
講義において、適宜紹介する。