【シラバス基本情報】

科目名 こどもと社会<地理・歴史・公民>
担当教員 小栗 優貴
配当年次 2年
履修方法 選択
開講時期 後期
授業形態 講義
単位数 2
備考

【授業目標】

 地域・日本・世界で起きている社会的事象を具体的に取り上げ、基礎的学習をもとにして問題の本質を見抜く力を養う。グループ学習で考察したことや調べたことを分析・整理し、発表する。
 地理的分野、歴史的分野、公民的分野やその他社会的事象について理解し、社会が直面している諸課題及びその解決策について考察する。

【到達目標】

 @ 地理的分野、歴史的分野、公民的分野、その他の社会的事象から、子どもを取り巻く社会が直面している
諸課題の本質を探り、その解決策を考察することができる。
 A 子どもにかかわる社会的課題について、地図や文献・資料、映像などを活用しながら、グループによる課
  題学習や発表を通して社会的認識能力を習得する。

【授業計画】

 15週を地理的分野、歴史的分野、公民的分野に区分にし、各分野の具体的事象をテーマに取り上げ、資料・映像をもとにグループ学習を行いながら授業を進めていく。グループ学習では、基礎データをもとに調べたことをグループでまとめ、発表する。持続可能な開発目標(SDGs)に関連した諸課題も積極的に取り上げていく。15週目は最終課題(小論文)を課し、授業の総括とする。

内容
1
オリエンテーション(授業の進め方、成績評価の方法について説明)
2
地理的分野・歴史的分野・公民的分野で扱う内容
3
地域探検〜地球儀をつくる〜
4
地図をつくる〜伊能忠敬と地図〜
5
世界探検〜グーグルアースと地下資源〜
6
世界地図で見る人びとのくらし(1)農林水産業
7
世界地図で見る人びとのくらし(2)工業・サービス業
8
日本の歴史(1)戦後ゼロ年
9
日本の歴史(2)東京オリンピックの誘致
10
日米の歴史「アメリカの日系移民」
11
世界の歴史「キング牧師の夢」
12
国際支援のあり方「中村哲さんの活動」
13
公民・時事問題(1)SDGsと環境
14
公民・時事問題(2)SDGsと国際協調
15
まとめ(含む小論文)

【履修上の注意(含予習・復習)等】

 毎回取り上げる課題に積極的に取り組み、グループ学習では自主的にデータ収集や考察を行い、グループで発表できるように努めること。
 最終の15週目には、全体の授業を総括した課題レポートを課すので、授業で使用した資料等は大切に保管すること。
 なお、対面授業と遠隔授業を組み合わせた授業を行う場合がある。

【成績評価の方法と評価割合(%)】

 毎回の授業における課題レポート(30%)とグループ学習・発表(30%)及び最終課題レポート(40%)を総合評価する。@A

【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)

 毎回の授業において、教材プリントを配付する。

 ◎文部科学省「小学校学習指導要領解説 社会編」東洋館出版社
 講義において、適宜、紹介する。