【シラバス基本情報】
| 科目名 | 保育・教育課程論（含カリキュラム・マネジメント） | |
| 担当教員 | 金森 由華 | |
| 配当年次 | ２年 | |
| 履修方法 | 選択 | |
| 開講時期 | 前期 | |
| 授業形態 | 講義 | |
| 単位数 | 2 | |
| 備考 | 幼稚園管理職及び保育士の経験を活かし、保育者に求められる年齢、内容に応じた指導計画について、幼児教育現場の実践例を参考に自ら立案できる能力を身につける授業を行っている。 | |
【授業目標】
・ 保育・幼稚園教育の指導の基となる計画の全体構造を理解する。
・ 指導計画を立案することの意義、手順、計画作成上の留意点などについて、理解を深める。
・ 子どもの発達と生活に寄り添った柔軟な保育計画を立案し、展開できる力を身につける。
【到達目標】
① 幼稚園・保育園等保育現場での計画の意義を理解し、その実践を図る。
② 計画の作成を自立的に行うことができる。
③ 子どもの発達を理解し、それに寄り添った指導を展開できる。
【授業計画】
保育の基本と計画を理解した上で、保育における計画の変遷、幼稚園における教育課程の意義を取り上げる。その上で、長期・短期の指導計画にはどのようなものがあるのか理解させ、実際に指導計画の作成を行う。幼稚園実習を視野に入れて、季節、子どもの発達などを考慮しながら計画をグループで立案し、何度も意見交換を行いながら、より良い指導計画の作成を目指していく。
保育の基本と計画 保育における計画の変遷（1）幼稚園創設期から昭和初期まで 保育における計画の変遷（2）戦後から現在まで 幼稚園における教育課程の意義 教育課程の編成手順 教育課程の実施と指導計画 長期の指導計画の実際 短期の指導計画の実際 実習における指導計画 指導計画の作成（1）課題を想定した計画の作成 指導計画の作成（2）意見交換による計画の検討 指導計画の作成（3）指導計画の修正 指導計画の作成（4）指導計画の評価 指導計画と行事の位置づけ 指導計画の振り返り
【履修上の注意（含予習・復習）等】
指導計画の作成及び模擬を行うため、学生の積極的な参加を強く求めます。
【成績評価の方法と評価割合（％）】
小テスト（40％)、提出物（20％)、グループワーク（40%)で評価する。①②③
【テキスト・参考文献】（テキスト◎、参考文献（推薦）○）
プリントを適宜配付する。
◎「保育の計画と評価 演習ブック」ミネルヴァ書房