【シラバス基本情報】

【授業目標】

　本演習は、「専門基礎演習I」で実施した知的視力育成に加え、科学的なものの見方と実践との接点について理解を深め、実践的学問領域である健康スポーツ科学の学習基盤を構築する。

【到達目標】

　�@　健康的活動を目指した実践的取り組みについて説明できる。
　�A　将来の目指す目標を定め、卒業までの学習計画を作成できる。
　�B　講義、演習の内容を整理し、科学的な視点から文章にまとめ、発表することができる｡
　�C　研究および研究発表の方法を理解し、研究計画を立案し、科学的な分析と考察をすることができる。

【授業計画】

　健康スポーツ科学における研究方法や、スポーツイベントにおける計画力・企画力を養うため、実習、演習を通して実践力を身につけることをねらいとする。本学の教育理念である「人間力」の形成に向けて、健康スポーツ科学科の専任教員が持つ知的資産を活用し、健康科学の観点から、物事を捉え、まとめ、発表することができる。

週	内容
1	大学祭学科企画準備�@（概要説明）
2	大学祭学科企画準備�A（クラス別準備）
3	大学祭学科企画準備�B（クラス別準備）
4	大学祭学科企画運営（会場の設営及び運営）
5	運動時の体の内部を知る（解説）
6	運動を評価する技術（解説）
7	運動を評価する技術（演習）
8	新体力テストの実施（測定法を学ぶ）
9	新体力テストの実施（シャトルラン、握力、長座体前屈）
10	新体力テストの実施（上体起こし、反復横跳び、立ち幅跳び）
11	体力測定データを読み解く（記述統計）
12	体力測定データを読み解く（比較統計）
13	体力測定データの解析
14	体力測定データ解析結果の発表及び討論�@
15	体力測定データ解析結果の発表及び討論�A

【履修上の注意（含予習・復習）等】

　�@　レポート課題として提示したテーマに関しては、授業中に考察する時間を設け、授業内容への理解度を深め、知識の定着を促す。�A　健康スポーツ科学領域に幅広く興味・関心を持つように、新聞記事やニュース等を把握しておくとよい。�B　対面授業と遠隔授業を組み合わせた授業を行う場合がある。�C　原則として、遅刻・欠席・早退をしない。やむを得ず欠席をする場合は、事前に必ず連絡をすること。�D　提出された課題は、期限を守って提出すること。期限を過ぎたものは採点しない。

【成績評価の方法と評価割合（％）】

　�@　レポート�@?�C 各20点（内容12点＋講義内容の理解4点＋ディスカッションへの貢献度4点）及び、プレ
　　ゼンテーションの内容と発表（20点）として、到達目標�@�A�B�Cの理解度を評価し、授業への貢献度を加味
　　して、100点満点で評価する。
　�A　「優」80点以上、「良」70点以上80点未満、「可」60点以上70点未満、「不可」40点以上60点未満、「未
　　履修」40点未満

【テキスト・参考文献】（テキスト◎、参考文献（推薦）○）

　◎『新体力テスト−有意義な活用のために−』（文部科学省）

　適時参考資料プリントを配付する。