【シラバス基本情報】
科目名 | 人間力形成V<政治と経済> | |
担当教員 | 陳 麗華 | |
配当年次 | 2年 | |
履修方法 | 選択必修 | |
開講時期 | 前期 | |
授業形態 | 講義 | |
単位数 | 2 | |
備考 |
【授業目標】
私達の日常生活と社会は、経済と政治活動により支えられ、経済の仕組みと政治的な動きにより変化し続けている。しかし、どのような政治理念・政策や経済の仕組み・活動が国民のより良い暮らしと安全で公正的な社会の実現に必要なのかであろうか。この授業では、経済学と政治学の専門用語・概念を理解するとともに、その知識を活用して、身近な事柄を学び、理解する。また、日本と中国を始め、アジア各国の経済・政治の実例を取上げて、時事問題を理解できるようにする。
【到達目標】
@ 日常に新聞やニュースで出会った基本的な政治・経済用語の意味が理解できる。
A 日本と国際経済・政治の時事的な出来事の経緯と流れが原理から理解できる。
【授業計画】
この授業は、以下の項目に沿って講義の形式で進めていく。
週 内容 1講義の内容と流れの紹介 2経済学とは? 3経済学の基礎概念 希少性、機会費用と経済の意思決定 4経済学の基礎概念 経済活動の循環と市場の仕組み 5国民経済の捉え方 ― 国内総生産(GDP)とは? 6経済成長とは?景気循環とは? 7復習 8国際経済の捉え方 ― 国際経済を支える四つのシステム 9為替相場決定のメカニズム 10円高・円安と輸出・輸入 11政治学とは? 12政治と権力 13国家と主権 14政治体制と変動 15復習とまとめ
【履修上の注意(含予習・復習)等】
1.授業中に不明確な説明に対して、授業内外に拘らず、質問をすることは大歓迎である。分かるまで解説に
努める。
2.定期的に小テストを行うため、講義のノートを取り、復習すること。
3.対面授業と遠隔授業を組み合わせた授業を行う場合がある.
【成績評価の方法と評価割合(%)】
2-3回小テスト(各100点)の平均点により評価を行う。3-4回課題レポートにより評価する場合がある。
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
授業中に配付。
〇『原理から実践へ 経済学』 ゲーリーE. クレイトン 著 WAVE出版 2005年11月9日
〇『基礎から学ぶ 政治と経済』 孫根志華・渡邊修朗 著 学文社 2010年9月15日