【シラバス基本情報】
科目名 | エアロビックダンスエクササイズ | |
担当教員 | 西沢 富江 | |
配当年次 | 2年 | |
履修方法 | 選択必修 | |
開講時期 | 後期 | |
授業形態 | 実技 | |
単位数 | 1 | |
備考 | A・Bクラス別開講 |
【授業目標】
エアロビックダンスエクササイズは、若い人を中心に子どもから高齢者まで幅広い層が楽しめる健康づくり運動として人気がある。エアロビックダンスの指導者は、運動処方の理論に基づき、運動の効果と安全を確保し、参加者に楽しんでもらえる運動プログラムを提供しなければならない。そのため指導者に必要な知識、正しい動作を身につけることをねらいとする。参加者にいかに伝えるか、指導のテクニックも必要となる。この授業では運動強度の理解を深めつつ、正しい動作、指導技術を持つグループ指導能力の修得することをねらいとする。
【到達目標】
@ グループ指導ができる。
A エアロビックダンスのステップを正しく行い、見本となる動きができる。
B ベルカーブを理解し、適切な運動プログラムの作成ができる。
【授業計画】
初回は、エアロビックダンスを体験する。
授業は、簡単なプログラムを作成、プログラム指導を中心に授業を進める。
授業後半には、初心者クラスと同等の指導を行う。
週 内容 1初級クラス体験(レジスタンスエクササイズ) 2中級クラス体験(レジスタンスエクササイズ) 3プログラム作成 強度1 4キューイング1 キューイングのタイミング、カウントダウン 5プログラム作成 強度1.2 /ウォーミングアップ・ストレッチ 6プログラム作成 強度1.2.3 /ウォーミングアップ・ストレッチ指導練習 7プログラム作成 強度4.5 /ウォーミングアップ・ストレッチ指導指導練習 8プログラム作成 ハイインパクト〜down /ウォーミングアップ・ストレッチ指導試験 9キューイング2 ヴィジュアルキューイング、バーバルキューイング 10運強度の測定 心拍数とステップの関係 11プログラム作成 ウォーミングアップ 12指導練習 13指導練習 オンラインでの指導練習 14指導練習 指導循環理論について 15レッスン体験
【履修上の注意(含予習・復習)等】
・ 復習、予習として、プログラム作成後は指導練習を含めた練習を行うこと。
・ エアロビックダンスステップの練習を開講期間中に行うこと。
・ 運動プログラム作成には、機能解剖学、運動生理学の知識が必要であるため、1年次の教科書を携帯する こと。
・ 『フィットネスプログラム』及び『エアロビックU』の受講は、この授業の予習となる。
【成績評価の方法と評価割合(%)】
指導実技テストによる評価を行う。評価の細目、配分は次のとおり。
@ グループ指導能力(指示、観察、対応)が50%、
A 本人の実技能力及び態度が20%、Bプログラム作成能力(強度上昇、キープ、強度下降)を30%とする。
各細項目にて5段階評価(優れている、やや優れている、可、やや劣る、劣る)を行う。
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
◎『GFIのためのグループエクササイズ指導理論』(公財)日本フィットネス協会
◎『ADBI.ADIのためのエアロビックダンスエクササイズ指導理論』(公財)日本フィットネス協会○「運動生理学の基礎と発展」フリースペース
○『新・図解機能解剖学』(社)日本エアロビックフィットネス協会