【シラバス基本情報】

科目名 体育学演習
担当教員 西沢 富江
配当年次 2年
履修方法 必修
開講時期 通年
授業形態 演習
単位数 4
備考

【授業目標】

 1年次で学んだ運動生理学の知識をいかし、簡単な運動実験及び測定を行う。また、地域の健康教室において体力測定、運動指導などの運動処方を行う。教室での活動では、年齢に合わせた筋力トレーニング、ストレッチング、エアロビックダンスプログラムの作成、指導法についての知識を深め、生涯スポーツ、フィットネス、運動処方の場面で対応できる能力を身につける。加えて、教室参加者の日常活動量や体力測定、形態測定を行うことにより、エアロビックダンスや筋力トレーニングなどの運動の効果を明らかにする。

【到達目標】

 @ 健康教室参加者へ安全で効果的な指導ができる。
 A 正しく体力測定ができる。
 B 体力に合わせたトレーニングを考案及び指導できる。
 C 体力に関する知識をつける。
 D 運動生理学的思考ができる。

【授業計画】

内容
内容
1
オリエンテーション
16
体力測定、形態測定の復習
2
ライフコーダの使用
17
体力測定 実践
3
心拍数の使用法
18
形態測定、筋力測定 実践
4
体脂肪計測定
19
体力測定の評価に伴う運動プログラムの考案
5
超音波測定法
20
形態、筋力測定と評価運動プログラムの考案
6
心拍数解析
21
運動プログラム実践@
7
ライフコーダの解析
22
運動プログラム実践A
8
文献検索
23
卒業研究 研究方法作成
9
血圧測定
24
運動・トレーニングに関する文献検索
10
体力テスト
25
トレーニングの効果測定(体力、形態、筋力)
11
トレーニング方法検索
26
トレーニング効果の考察
12
エアロビクス練習・サーキットトレーニング@
27
卒業研究 抄録作成
13
エアロビクス練習・サーキットトレーニングA
28
卒業研究 発表用資料作成
14
健康教室計画@
29
プレゼンテーション練習
15
健康教室計画A
30
卒業研究発表

【履修上の注意(含予習・復習)等】

 授業時間外に活動を行う予定有り。エアロビクスの指導を行うので、フィットネスプログラム、エアロビクスの授業を履修することが望ましい。また、体力測定や運動生理学の知識が必要となるため、1年次の復習として教科書を持参すること。

【成績評価の方法と評価割合(%)】

 体育学演習時に行う健康教室、卒業研究の内容から評価を行う。
 @健康教室参加時の指導能力(エアロビクス、筋力トレーニング、ストレッチのプログラム内容、指導能力)を40%、ABC体力測定技術(測定技術、体力に関する知識、被験者への対応)20% 、D卒業研究のまとめ・発表(抄録、発表資料、発表態度)40%とする。各項目を5段階で評価(優れている、やや優れている、可、やや劣る、非常に劣る)する。

【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)

解剖生理学,運動生理学のテキスト

 〇「運動生理学の基礎と発展」(運動生理学にて使用)
 〇「新・体力テスト」(体力・測定評価にて使用)