【シラバス基本情報】
科目名 | 体育学演習 | |
担当教員 | 河野 清司 | |
配当年次 | 2年 | |
履修方法 | 必修 | |
開講時期 | 通年 | |
授業形態 | 演習 | |
単位数 | 4 | |
備考 |
【授業目標】
本演習においては、「体育・スポーツ原理」及び「スポーツ文化論」に関する書物を中心に講読していくことにより、スポーツ文化論の視点からスポーツの重要性や意義を理解することのできる能力の獲得をねらいとする。 さらに、その講読の過程において、「キーワード」「章立て」「論理構成」「問いと答え」などに着目することを通して、これまでの読み手の立場から書き手への転換を目指していく。最後に、上記の諸項目を通して、卒業研究を行い、その成果を発表することができることをねらいとする。
【到達目標】
@ 体育・スポーツに関する課題を自ら設定し、それを解決するためのレポートを作成することができる。
A 研究の成果を一定の形式にまとめることができる。
B 研究の成果を一定の形式で発表することができる。
【授業計画】
本演習では、スポーツ科学に関連する文献を講読することで、スポーツ文化に関する理解を深めていく。それらの成果を踏まえつつ、最終的には、自分で設定した問題を解決していくための卒業研究に取り組んでいく。
週 内容 週 内容 1ガイダンス(自然科学と人文科学) 16先行研究の検討 2雑誌論文講読―キーワードの大切さ 17先行研究の検討 3雑誌論文講読―章立ての重要性 18先行研究の検討 4雑誌論文講読―「問い」と「答え」に着目 19卒業研究のタイトル及び章立ての検討 5卒業研究のための図書館ガイダンス 20卒業研究のタイトル及び章立ての検討 6卒業研究(1)研究論文の講読 21卒業研究のタイトル及び章立ての作成 7卒業研究(2)先行研究の重要性 22卒業研究作成 8卒業研究(3)「問い」と「答え」の一貫性 23卒業研究作成 9研究テーマの決定 24卒業研究作成 10研究テーマの決定 25卒業研究作成 11論文収集及び精読 26卒業研究の完成 12論文収集及び精読 27体育学演習発表会資料作成 13論文収集及び精読 28体育学演習発表会資料作成 14論文収集及び精読 29体育学演習発表会予行練習 15論文収集及び精読 30体育学演習発表会
【履修上の注意(含予習・復習)等】
1. 図書館を積極的に利用し、研究に必要な資料の収集に努めること。
2. 文献の多読及び精読を積極的に行うこと。
3. 研究の動機、先行研究の検討、課題設定、課題解決のための方法、これらの明確な記述に努めること。
【成績評価の方法と評価割合(%)】
レポートの作成(40%)@
抄録の作成(30%)A
レポート内容の発表(30%)B
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
随時、関連資料を配付する。
○樋口聡 (1987)『遊技する身体』大学教育出版
○川谷茂樹(2005)『スポーツ倫理学講義』ナカニシヤ出版