【シラバス基本情報】
| 科目名 | 体育学演習 | |
| 担当教員 | 近藤 精司 | |
| 配当年次 | ２年 | |
| 履修方法 | 必修 | |
| 開講時期 | 通年 | |
| 授業形態 | 演習 | |
| 単位数 | 4 | |
| 備考 | 医師資格及び病院等での勤務経験を活かし、身体運動の心身の健康体力への医学的効果とスポーツ障害及び外傷について具体的な事例を通して学ぶ授業を行っている。 | |
【授業目標】
本演習では、スポーツを実践したり、指導したりする場合に必要となる、基本的な医学知識を習得する。同時に、スポーツによる外傷、障害及び疾患を研究し、その予防と治療に関する知識を深めることを目的とする。また、研究内容をまとめ、発表できるようになることをねらいとする。
【到達目標】
① スポーツ傷害の内容を理解し、予防法と基礎的な治療方針を示すことができる。
② スポーツ傷害に関する調査、研究を行い、その結果をプレゼンテーションすることができる。
【授業計画】
この演習では、スポーツ傷害について学習し、その後、自分の興味のあるテーマについて研究を行う。アスリートに対する現場での調査、又はアンケートを行い、スポーツ種目別にどのぐらいの頻度で、どのような状況でどのようなスポーツ傷害が発生し、どのような影響をスポーツ活動に与えるかを調査する。
また、スポーツ傷害の原因、予防、治療方法についても研究し、これらの結果を検討し、発表を行う。
スポーツ傷害 総論 Excelの使用方法 スポーツ外傷 総論 有意差の検定 スポーツ障害 総論 グラフの作製 卒業研究 総論 結果のまとめ 卒業研究に関する文献の収集 結論 文献の内容の整理 抄録の作製1 テーマの設定 抄録の作製2 目的の設定 抄録の作製3 方法の設定 PowerPointの使用方法 調査方法の設定 ポスターの作製１ アンケート作成 ポスターの作製２ アンケート収集 ポスターの作製３ 結果の整理１ プレゼンテーションの準備 結果の整理２ 卒業研究発表 リハーサル 結果の整理３ 卒業研究発表
【履修上の注意（含予習・復習）等】
2年次（後期）に開講されるスポーツ医学を受講することが必要である。また、アスレティックトレーナー資格試験への対策も行うので、アスレティックトレーナーの業務に興味のある学生の受講が望ましい。
【成績評価の方法と評価割合（％）】
研究の内容（70％、到達目標①）と発表の完成度（30％、到達目標②）を合計して評価する。
【テキスト・参考文献】（テキスト◎、参考文献（推薦）○）
○スポーツ医学研修ハンドブック 応用科目 日本スポーツ協会指導者育成専門委員会 監修 文光堂