【シラバス基本情報】
科目名 | 水中運動 | |
担当教員 | 近藤 加奈恵 | |
配当年次 | 2年 | |
履修方法 | 選択必修 | |
開講時期 | 前期 | |
授業形態 | 実技 | |
単位数 | 1 | |
備考 | A・Bクラス別開講 |
【授業目標】
水中運動は、個人の健康づくりや、体力水準に合わせて実施でき、若者から中高年者、障害者の健康づくり、生活習慣病予防にまで活用できる。水の抵抗を利用し、筋力トレーニングなども全身運動でき、エネルギー消費量が大きいのでダイエットにも効果的である。
本授業では、水の特性を十分理解し、水中環境及び高齢化にも対応出来る様々な水中におけるエクササイズのプログラミングとその指導法、及び安全管理を含めて水中運動の知識と、実技能力の習得をねらいとする。
【到達目標】
1. 基本的な水中運動の技術を習得して、実践ができる。
2. 対象者に応じた指導法を活用して指導ができる。
3. 水の特性や、水中運動処方の方法を理解し、指導ができる。
【授業計画】
週 内容 1オリエンテーション、プール使用上の注意、水中運動の特徴・効果、水中運動の歴史 2水中運動のバリエーションとプログラミングにおけるポイント・注意点 3水の特性(水圧・水温・浮力・抵抗)の感覚実習・水中運動処方の理論と方法 4基本動作(水中歩行運動と水深の影響・ウォーキング・ジョギング・ジャンプ) 5水中エアロビクスの実践と指導法と注意点・ウォ−ミングアップ・ク−リングダウン 6肩凝り・腰痛・膝痛改善のための具体的指導内容 7水中ストレッチングの指導実習 8肩関節・股関節のための水中運動プログラム 9障害者・高齢者のための水中運動プログラム 10ダイエットのための水中運動プログラム 11ベビースイミングと具体的指導内容 12持久力・筋力アップ改善プログラムの実践及び指導法 13プールで起こる事故の実際・緊急時における応急処置・手当や救助法 14アクアダンス・リラクゼーション及びバランスの指導実習 15実技テスト(水中エアロビクスのプログラミング・実践指導)
【履修上の注意(含予習・復習)等】
プール実習時は、水着・水泳帽・タオル等を持参すること。
( ピアスなどアクセサリー類・メイク等は事前に取ること。)
対面授業と遠隔授業を組み合わせた授業を行う場合がある。
【成績評価の方法と評価割合(%)】
1. 技能の習得を実技試験にて評価(30%)
2. 水中運動の指導法を実技試験にて評価(30%)
3. 水の特性や水中運動処方の方法をレポート・筆記試験にて評価(40%)
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
随時プリントを配付する。