【シラバス基本情報】

科目名 アスレティックトレーナー実習T
担当教員 近藤 精司・佐藤 丈能
配当年次 2年
履修方法 選択必修
開講時期 前期(集中)
授業形態 実習
単位数 1
備考

【授業目標】

 現場での実習はアスレティックトレーナーにとっては欠かせないが、実習するに当たって、もちろん準備が必要になる。知識、技術はもちろんだが、実際にアスレティックトレーナーがどのように活動しているのか、何が重要なのかを見て学習することは非常に大切である。スポーツ現場、クリニック等で見学を中心にアスレティックトレーナーの仕事を十分に理解し、実際に仕事をしていく上でどのように活動していったら良いのか、基礎的とともに専門知識を理解することができる。

【到達目標】

 @ アスレティックトレーナーのスポーツ現場での役割が理解できる。
 A スポーツ現場にて、アシスタントとしてアスレティックトレーナーの補助ができる。

【授業計画】

 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーが現場にて、どのような活動をしているのかを実際にその現場で見学し、今後のアスレティックトレーナー活動の準備をしていく。スポーツといっても様々な競技特性があり、その競技に応じてアスレティックトレーナーの活動は異なってくる。したがって、様々な競技の現場で、そのアスレティックトレーナー活動特性を実際のトレーナー活動から学習していく。

内容
1
実習における学生ATとしての心得・服装、持ち物、礼節、注意事項等
2
実習における学生ATとしての心得・各競技特性の理解、ルールの再確認
3
実習における学生ATとしての心得・アスレティックトレーナーの役割の再確認
4
シミュレーション実技・事前に見学へ行く競技のトレーナー特性を把握
5
シミュレーション実技・応急処置、CPR等の再確認
6
シミュレーション実技・記録系競技、球技、採点競技、格技の起こりうる障害・外傷の対応
7
シミュレーション実技・選手、コーチへの連携(フィードバックの実際)
8
シミュレーション実技・学生アシスタントトレーナーとしての役割の再確認
9
見学実習・スポーツ現場にて担当ATの業務見学、記録系競技(陸上競技・水泳)
10
見学実習・スポーツ現場にて担当ATの業務見学、球技(バスケットボール・バレーボール等)
11
見学実習・スポーツ現場にて担当ATの業務見学、採点系競技(バレエ等含む)
12
見学実習・スポーツ現場にて担当ATの業務見学、格技(レスリング・柔道等)
13
見学及びアシスタント実習・担当ATのアシスタント活動
14
見学及びアシスタント実習・アスレティックリハビリテーションの補助活動
15
見学及びアシスタント実習・測定評価の補助及び、形態測定のアシスタント活動

【履修上の注意(含予習・復習)等】

 ・アスレティックトレーナー概論で学んだ役割を、あらかじめ理解しておくことが望ましい。
 ・対面授業と遠隔授業を組み合わせた授業を行う場合がある。

【成績評価の方法と評価割合(%)】

 実習参加回数(50%)@A、トレーナー実習ノート(50%)@Aの合計点によって評価する。

【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)

 ◎日本スポーツ協会 公認アスレティックトレーナーテキスト@ アスレティックトレーナーの役割

 ◎「分冊 解剖学 アトラス」文光堂    ◎「図解 四肢と脊椎の診かた」医歯薬出版株式会社