【シラバス基本情報】
| 科目名 | 健康教育学特論 | |
| 担当教員 | 笹竹 英穂 | |
| 配当年次 | １年 | |
| 履修方法 | 選択 | |
| 開講時期 | 後期 | |
| 授業形態 | 講義 | |
| 単位数 | 2 | |
| 備考 | ||
【授業目標】
超高齢化社会の将来を担う子ども達をいかに健全で健康に育てるかという視点から、健康教育の重要性はますます高まってきており、学校教育の様々な場面においても指導実践の方途が検討されている。そこで本特論は、体育・保健体育科の教科指導に着目し、講義に加えて教育現場の授業参観や授業研究への参加を通して教員としての実践的な知見を深め､体育・保健体育における高度な教材作成能力や教授能力を修得することをねらいとする｡
【到達目標】
① 校外の授業参観と研究協議会等への参加を通して、実践に役立つ知識を身につけることができる。
② 課題を理解して、適切に考え、校内の討議で発言できる。
③ 課題に応じた授業観察レポートが作成できる。
【授業計画】
小・中・高等学校の教員・保健体育科教員志望を前提に、今日の教育・保健体育科教育及び教員・保健体育科教員の現状への問題意識を醸成し、講義及び教育現場への校外実習（授業参観・授業研究会・研究発表会）参加と実践に対する検討を通して、教材作成能力や教授能力を高めていく。
授業オリエンテーション 教育・保健体育科教育における課題 教員・保健体育科教員の現状（含 教員採用試験の実施状況） 子どもの現状と課題 校外実習①：子ども観察（附属幼稚園） 校外実習②：授業参観及び研究協議への参加(小学校） 校外実習②：授業参観及び研究協議への参加(小学校） 教授法①：実践から学ぶ（校外実習についての振り返り、討議） 校外実習③：授業参観及び研究協議への参加(中学校） 校外実習③：授業参観及び研究協議への参加(中学校） 教授法②：実践から学ぶ（校外実習についての振り返り、討議） 校外実習④：授業参観及び研究協議への参加(高等学校） 校外実習④：授業参観及び研究協議への参加(高等学校） 教授法③：実践から学ぶ（校外実習についての振り返り、討議） 授業のまとめ
【履修上の注意（含予習・復習）等】
1．教員免許状所有者、又は教員免許状取得希望者であり、修了後に教職に就くことを目指す大学院生が履修 することが望ましい。
2．校外実習の日程は授業研究開催校（小・中・高等学校）のスケジュールによるので、正規時間割と異なる 日時になる場合がある。詳細については、第１週オリエンテーション時に提示する。
3. 授業研究開催校（小・中・高等学校）についての情報を事前に入手し、理解を深めておく（予習）。
【成績評価の方法と評価割合（％）】
① 授業観察（20%）、② 授業観察（40％）、③ 観察レポート (40%）
【テキスト・参考文献】（テキスト◎、参考文献（推薦）○）
◎「小学校学習指導要領解説 体育編 平成20年8月」文部科学省 東山書房
◎「中学校学習指導要領解説 保健体育編 平成20年9月」前掲◎「高等学校学習指導要領解説 保健体育編 平成21年12月」前掲