【シラバス基本情報】

科目名 人間力形成<公共・社会系>
担当教員 竹下 俊一・細谷 正明
配当年次 2年
履修方法 選択必修
開講時期 後期
授業形態 演習
単位数 2
備考

【授業目標】

本学の教育理念である「人間力形成」にとって、世界で起きている様々な問題に我々が目を向けることは大切なことである。本授業では、日本だけではなく世界の環境、食料、宗教、経済・金融、格差、教育などの問題について考察し、また日本国民や世界の人々全体の利益や厚生を考える“公共”の概念についても考察していく。その中で「知的視力」「社会力」「自己形成力」 及び「当事者力」といった人間力の向上をめざす。

【到達目標】

 @ グローバル化の進む社会において国際社会でも通じる価値や効用を学び、社会で生きていく上での知恵や
  スキルを理解できる。
 A グローバルな視点から一国民としてのアイデンティティーを認識できる。
 B 公共的な観点を通して、社会の問題を主体的に自分のものとして考えることができる。

【授業計画】

 竹下(8回担当)及び細谷(7回担当)の初回授業にガイダンスを行い、それぞれの授業内容及び進め方について説明する。また、この授業の評価の方法についても説明する。講義は、パワーポイントによる講義形式が中心となるが、授業内容に関する動画や映像を使って内容を紹介する。各授業の終わりに小レポートを書いて提出する。各担当者の最終回にまとめ及び試験(もしくは期末レポート)を実施する。
  

内容
1
グローバリゼーション
2
国際情勢?・国際金融問題?
3
世界の宗教?
4
宗教と民族問題?
5
風土論(東洋と西洋の違い)
6
環境問題?
7
社会的格差
8
格差と教育・まとめ
9
民主政治と政治参加
10
法や規範の意義と役割
11
市民生活と私法
12
国民の司法参加
13
働くことの意義と職業選択
14
労働者の権利と雇用・労働問題
15
国際社会のルールとしくみ・まとめ

【履修上の注意(含予習・復習)等】

 座席は学科ごとに指定する。受講者は「公共・社会系」の諸課題に対して真剣に取り組み、自らの考えをまとめること。
 対面授業と遠隔授業を組み合わせた授業を行う場合がある。

【成績評価の方法と評価割合(%)】

 毎回の授業後に出される課題についてまとめる(80点)@AB
 竹下担当の8回目と細谷担当の15回目に試験(もしくは課題レポート)を実施する(20点)@AB
 授業における各課題については、「人間力」形成に関わる観点を重視して評価する。

【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)

 毎回の授業において教材プリントを配付する。

 参考文献は授業において、適宜、紹介する。