【シラバス基本情報】

科目名 日本の伝統と現代文化
担当教員 石田 芳弘・張 洛霞
配当年次 1年
履修方法 留学生必修
開講時期 後期(集中授業)
授業形態 講義
単位数 2
備考

【授業目標】

 本授業は、中世から近世まで日本史の流れ及び日本文化の伝統を軸として、日本の歴史と現代文化を学習する。本授業は教室内の講義だけではなく、見学(名古屋城・徳川美術館・熱田神宮)と体験(生け花・民謡・祭り踊り)・フィールドワークを通して、関連知識と技能を習得することがある。この授業では、日本の歴史の要点と日本現代文化の特徴を分かりやすく説明し、これらを活用する実践的な技能を身につけることをねらいとする。

【到達目標】

 @ 日本の歴史と文化を理解する見識力と実践力の獲得ができる。
A 日本の伝統文化(生け花・民謡・祭り踊り)を見習いで、日本への理解を深めることができて、自分の考
  えを述べることができる。

【授業計画】

 本授業は講義内容に基づいて、具体的な観察テーマと実習内容を設けて、学生が教員と一緒に資料収集と考察活動を行うことを計画する。また、実習活動において他機関(他大学、日本語語学学校、民間団体)と一緒に活動することもある。

内容
1
 日本の冠婚葬祭
2
 日本の神社
3
 日本の祭りと民謡・踊り
4
 日本の茶道・書道
5
 日本の生け花
6
 鎌倉幕府の成立
7
 幕府の衰退
8
 鎌倉文化
9
 豊臣秀吉の全国統一
10
 江戸幕府の成立
11
 元禄文化・化政文化
12
 幕府の滅亡と幕末の文化
13
 明治維新
14
 大正政変
15
 政党内閣の成立

【履修上の注意(含予習・復習)等】

 @ 授業前の予習と授業後の復習を必ずやること。
 A 講義を聴くのみではなく、自らの感想と見解を積極的に発言すること。
 B 他機関と一緒に活動する時は、礼儀と言行を注意すること。
 C 遅刻は3回で1回欠席とみなすので、注意すること。

【成績評価の方法と評価割合(%)】

 口頭発表とレポートによって評価する。それぞれの評価割合は次のとおりである。
 @ 口頭発表:40%
 A レポート:60%

【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)

 ◎詳説日本史図録集委員会(編)『山川詳説日本史図録(第5版)』 2011年12月 山川出版

 〇雑誌『一冊でわかる イラストでわかる 図解日本史』 2012年7月 成美堂