【シラバス基本情報】

【授業目標】

　１年次から様々な視点により、保健体育･スポーツについて専門的に学んできたが、本授業では教科「保健体育」に焦点をあて、保健体育科教員を目指す意志のある者を対象に､保健体育科教員として果たすべき役割、また、学習指導要領にある運動領域の基礎技能や指導ポイント等を確認する。これらの内容を講義、演習などの多様な形態で学び、保健体育科教員としての資質を総合的に高めることをねらいとする。

【到達目標】

　�@ これまでに履修した保健体育教育分野の科目の内容について理解し、効果的な学習指導ができる。
　�A 学習指導法に係る基礎理論・知識を習得し、自ら主体的に教材研究を行うことができる。

【授業計画】

　「教育実習�U・�V」前後の週に下記の内容で開講する授業については、中学校・高等学校学習指導要領解説 保健体育編をもとにした講義形式､「保健体育科教員として」については演習形式で実施する.詳細については、第１週のオリエンテーションの際にシラバスによって連絡する｡

週	内容
1	授業オリエンテーション：授業の進め方、最近の教員採用の状況 等
2	教員採用試験問題の状況
3	小テスト�Tと解説（学習指導要領等）
4	教員採用試験問題演習と解説�T
5	教員採用試験問題演習と解説�U
6	保健体育科教員として�T《文章表現を通して》
7	小テスト�Uと解説（スポーツのルール及び指導法、学習指導要領等）
8	教員採用試験問題演習と解説�V
9	教員採用試験問題演習と解説�W
10	保健体育教員として�U《プレゼンテーションを通して》
11	小テスト�Vと解説
12	教員採用試験問題演習と解説�X
13	教員採用試験問題演習と解説�Y
14	保健体育教員として�V《レポート》
15	まとめ：解説及び期末レポート

【履修上の注意（含予習・復習）等】

　１ 教員採用試験受験はもちろんのこと、教員免許状取得だけでなく、教職に就くことを目指す学生のみを履
　　修対象とする。なお、教員採用試験を受験しない受講者はその理由を必ず報告する。
　２ 教育実習に伴う休講期間を設定するが、教育実習期間はそれぞれに異なるため、やむなく授業に出席でき
　　ない場合は、指導教員に授業資料を依頼するなど、個人的に必要な情報の収集を行う。
　３ 対面授業と遠隔授業を組み合わせた授業を行う場合がある。

【成績評価の方法と評価割合（％）】

　１ 授業内で行う３回の小テスト 50％　�@
　２ 期末レポート 　　　　　　　50％　�A

【テキスト・参考文献】（テキスト◎、参考文献（推薦）○）

　◎　中学校学習指導要領解説 保健体育編
　◎　高等学校学習指導要領解説 保健体育編