【シラバス基本情報】
| 科目名 | 教師論（含チーム学校運営への対応） | |
| 担当教員 | 廣瀬 帆曜 | |
| 配当年次 | １年 | |
| 履修方法 | 選択 | |
| 開講時期 | 後期 | |
| 授業形態 | 講義 | |
| 単位数 | 2 | |
| 備考 | 教育委員会での管理職及び校長を含む教員の経験を活かし、教師としての教育理念、行動について、教育現場に照らし合わせて実践的に学ぶ授業を行っている。 | |
【授業目標】
学校教育は教師次第であり、教育の成果は教師の取り組みによって決まる。教育現場には、学力の向上、いじめや不登校、問題行動の多発化と低年齢化に対する対応等の課題があり、教師にはこれらの課題に適切に対応できる力が求められている。本授業では、具体的な事例を通して、「教職の意義と役割にたいする理解」「幼児・児童・生徒の心身の発達及び学習の過程に関する知識の修得」「目指す教師像の構築」等をねらいとする。
【到達目標】
① 教師の仕事と教育をめぐる状況を知り、教師の役割と意義について理解する。
② 学校現場における具体的な場面指導等を通して、幼児・児童・生徒の適切なかかわり方や保護者への対応 について理解する。
③ 目指す教師像についてまとめ、教師に必要な力の育成に努める気持ちを高める。
【授業計画】
教師になることの意味＜任用と身分等＞ 教師の1日の仕事内容 教師の指導力とは＜児童生徒理解と教材研究＞ 教師に必要な指導技術 教師に必要な話す力、聞く力とは 幼児・児童・生徒とのかかわり方Ⅰ＜生徒指導場面において＞ 幼児・児童・生徒とのかかわり方Ⅱ＜学習指導場面において＞ 幼児・児童・生徒とのかかわり方Ⅲ＜障がいのある幼児・児童・生徒への対応＞ 保護者とのかかわり方Ⅰ＜保護者との信頼関係を築くには＞ 保護者とのかかわり方Ⅱ＜保護者からの苦情への対応＞ 教師の指導力向上のために必要なことⅠ＜教員評価＞ 教師の指導力向上のために必要なことⅡ＜教員の研修＞ 連携・分担によるチーム学校としての対応 目指す教師像について 教師になるために何が必要か
【履修上の注意（含予習・復習）等】
教師として必要な資質を高めるためには、日頃から新聞や本を読むことである。授業の中で読んだ本を紹介する時間を設定するので、必ず2冊以上の本を読んでおくようにする。
【成績評価の方法と評価割合（％）】
小テスト(20%)①②
期末テスト(50%)①②
小論文と小論文に対する意見(30%)③
【テキスト・参考文献】（テキスト◎、参考文献（推薦）○）
作成した「教師論」学習ノートを配付する。
〇小島弘道・北神正行・平井貴美代著「教師の条件」学文社
〇若井彌一監修「必携教職六法 2022年度版」協同出版