【シラバス基本情報】
科目名 | 食品衛生学特論 | |
担当教員 | 廣井 豊子 | |
配当年次 | 1年 | |
履修方法 | 選択 | |
開講時期 | 後期 | |
授業形態 | 講義 | |
単位数 | 1 | |
備考 |
【授業目標】
日本では、食品安全基本法や食品衛生法など食の安全性確保に関する法整備がなされているものの、食中毒統計の患者数から判断すると、毎年1-2万人近い人が飲食が原因で健康を害している。この食品衛生学特論では、健康を科学する際に重要な一要因となる「飲食による健康被害」について、これまでに起きた事件を題材にして、発生原因や社会的背景、行政対応や社会的影響を解析することで食品衛生への理解を深め、健康学及び栄養学の指導者として食品衛生の知識を身につけることをねらいとする。
【到達目標】
@ 微生物、自然毒、化学物質による食中毒の発生原因などについて科学的に説明できる。
A 食中毒事例の社会的背景や社会的影響を分析し、問題点, 対策や改善点を考察することができる
【授業計画】
以下のようなスケジュールで授業を展開する予定である。
週 内容 1食品衛生学の基礎 2大規模食中毒事例-1 (黄色ブドウ球菌) 3大規模食中毒事例-2 (カンピロバクター) 4大規模食中毒事例-3 (EHEC) 5広域食中毒事例-1 (リステリア菌) 6広域食中毒事例-2 (EC) 7偽装事件 8行政, 事業者, 消費者への取り組みについて 9 10 11 12 13 14 15
【履修上の注意(含予習・復習)等】
議論等では、積極的な発言を望む。
なお状況に応じて、対面授業と遠隔授業を組み合わせた授業を行う場合がある。
【成績評価の方法と評価割合(%)】
@Aについて、各回の発表及び期末レポート(100%)により評価する。
【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)
適宜、資料を配付する。