【シラバス基本情報】

科目名 レクリエーション学特論
担当教員 平田 裕一
配当年次 1年
履修方法 選択
開講時期 後期
授業形態 演習
単位数 2
備考

【授業目標】

 社会の発展に伴い労働形態は多様化し、自由時間の過ごし方やお金の使い方も変化している。その中でも、「自分への投資」、「心身の癒し」、「交わり」、「社会性」を求める活動が情報端末を活用して急速に発展してきた。刻々と変化する社会の中、個々人の自由時間の過ごし方や生きがいをどのように確立し、行動していくかが問われる。過去の文献からレクリエーションの歴史を振り返るとともに、今日的なレクリエーション活動に伴う課題や研究領域を学ぶ。

【到達目標】

 @ レクリエーションの社会学的な定義の変遷をたどることで、社会の発展とレクリエーションの関わりを学
  ぶ。
 A 今日のレクリエーション活動の動向を探ることでレクリエーション活動に影響を及ぼす要因を探る。
   特に、2030年を目標とするSDGsの内容を取り上げ、レクリエーションとの関連を考える。

【授業計画】

 

内容
1
オリエンテーション
2
レクリエーションの歴史的研究
3
レクリエーションの哲学的研究
4
レクリエーションの意識と行動
5
レクリエーション行動の研究の方法
6
レクリエーション活動とプログラム
7
活動とプログラムに関する社会調査
8
レクリエーションサービスと運営管理
9
レクリエーション活動とリスクマネジメント
10
レクリエーション資源と空間
11
レクリエーション政策
12
観光・野外レクリエーション政策
13
地域振興とレクリエーション政策
14
今後のレクリエーションの推移の検討(1)
15
今後のレクリエーションの推移の検討(2)

【履修上の注意(含予習・復習)等】

 日々の新聞、ニュース等に触れることで、日常の中で用いられる「レクリエーション」の活動領域、意味を調べることを予習・復習とする。

【成績評価の方法と評価割合(%)】

 授業中に課すレポート課題(40%)・発表(60%)によって評価する。なお、レポート課題、並びに発表方法は授業内で説明する。

【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)

 授業毎に資料を配付する。

 日本レクリエーション協会編集 「レクリエーション学の方法」 ぎょうせい