【シラバス基本情報】
| 科目名 | 健康教育実習 | |
| 担当教員 | 平田 幸男 | |
| 配当年次 | １年 | |
| 履修方法 | 選択 | |
| 開講時期 | 通年（集中授業） | |
| 授業形態 | 実習 | |
| 単位数 | 1 | |
| 備考 | ||
【授業目標】
人生100年時代を生きる子どもたちをいかに健全で健康に育てるかという視点から、健康教育の重要性はますます高まってきている。そこで、本特論では、学校教育における健康教育について、保健と関連させた特別活動（学級活動）での指導に着目し、授業開発及び学校現場での授業実践を通して、健康教育に関する授業開発能力や指導力量を高めることをねらいとする。
【到達目標】
① 健康に関する課題、授業の目標に沿った学習指導案や教材を作成し、実践することができる。
② よりよい授業になるように、協働して取り組むことができる。
③ 実践を振り返って、改善案を考えることができる。
【授業計画】
今の子どもたちが当面する健康課題について取り上げ、特別活動（学級活動）の学習指導案及び教材を作成する。そして、模擬授業を経て実際に学校現場で試行する。最後に、実践した授業の振り返りを行う。以上の過程を通して、授業開発能力や指導力量を高めていく。
授業オリエンテーション 特別活動における健康に関する指導 子どもたちが当面する健康課題 学習指導案の作成 学習指導案の検討 教材作成 模擬授業① 学習指導案の再検討 模擬授業② 学習指導案の再検討 模擬授業③ 学習指導案の再検討 授業実践① 授業実践② 授業実践③ 授業実践の振り返り① 授業実践の振り返り② 授業実践の振り返り③ 授業のまとめ
【履修上の注意（含予習・復習）等】
１．教員免許状所有者、又は教員免許取得希望者であり、修了後に教職に就くことを目指す大学院生の履修が望ましい。
２．「健康教育学特論」と合わせて履修すること。2科目合わせて通年の体制をとる。
３．授業進行（とくに授業実践の日程）は、協力校（小・中・高等学校）のスケジュールによるので、時間割と異なる日時になる。
３．授業時間以外にも、学習指導案や教材・教具の作成などに自主的・協働的に取り組むことが求められる。
【成績評価の方法と評価割合（％）】
作成した学習指導案・教材（20%）①、授業実践（40%）①、模擬授業・振り返りでの討議（20%）②、改善案のレポート（20%）③
【テキスト・参考文献】（テキスト◎、参考文献（推薦）○）
◎『小学校学習指導要領解説体育編 平成29年7月』文部科学省 東洋館出版社
◎『同 特別活動編 平成29年7月』 前掲
◎『中学校学習指導要領解説 保健体育編 平成29年7月』文部科学省 東山書房
◎『同 特別活動編 平成29年7月』文部科学省 ぎょうせい
◎『高等学校学習指導要領解説 保健体育編 平成30年7月』文部科学省 東山書房
◎『同 特別活動編 平成30年7月』文部科学省 東京書籍適宜紹介する。