【シラバス基本情報】

科目名 スペイン語
担当教員 小池 康弘
配当年次 4年
履修方法 選択
開講時期 前期
授業形態 講義
単位数 2
備考

【授業目標】

 スペイン語は国連公用語のひとつであり、世界20カ国、1地域、約5億人の人々によって話され、国際通用性が非常に高い。このスペイン語の基礎を習得し、スペイン語圏の人々の暮らしや文化、習慣などを知ることによって、相互理解のためのコミュニケーション能力や国際交流への関心を持てるようにする。授業では、コミュニケーションに役立つ基本的かつ実用的なスペイン語表現と文法知識を学び、授業終了後も独学でレベルアップできる基礎力を身につける。

【到達目標】

 @ コミュニケーション:あいさつ、自己紹介、日常会話の中の基本表現(天気、時間、場所、食事、体調、
  好きなもの等に関する質問、応答、依頼、説明)ができる。スペイン語圏の旅行や研修に行く際に困らな
  い程度のサバイバル・スペイン語を身につける。
 A 知識・理解:スペイン語圏諸国の文化・習慣を知る。発音のルールや基礎文法を理解する。

【授業計画】

 初期の段階では「慣れる」ことを重視し、「正しく発音できる」「最低限必要な単語を覚える」「パターン化された短い表現を理解し、言えるようにする」ことに重点を置く。第3週以降、ほぼ毎回小テスト(5分程度)または課題提出がある。以下の授業内容は受講者の理解度や授業の進展具合により一部内容や順序を変更する場合もある。

内容
1
第1課 授業の説明(進め方、勉強方法、試験について)。スペイン語とは。発音に慣れる
2
第1課 挨拶、アルファベット、単語の発音とアクセント
3
第2課 旅行表現(ホテル)、elとlaの違い、単数形と複数形
4
第3課 2種類のbe動詞(serとestar)、疑問文、形容詞
5
第4課 初対面の会話、疑問文、動詞の規則活用とは
6
ここまでの復習と応用練習
7
第5課 休日の会話、天候の表現、動詞の不規則活用とは
8
第6課 レストランでの会話、数字、様々な不規則変化動詞
9
ここまでの復習  基本表現の復習、文法のまとめ
10
第7課 趣味や好きなことを話す、比較や最上級表現
11
第8課 日本とスペインの違いについての会話、再帰動詞とは
12
第9課〜第11課(1)日常会話における点過去と線過去
13
第9課〜第11課(2)買い物、数字、日付、曜日、大きな数字
14
総復習・試験にむけての質疑
15
試験、まとめ

【履修上の注意(含予習・復習)等】

 最初の3回の授業は「基礎の基礎」を学ぶために重要であるため、欠席しないこと。やむをえない事情で3回中2回以上欠席した人は必ず教授者に事情を説明すること(授業についていけるよう、授業後に短時間の補習を2,3回行う)。毎回授業開始直後の時間帯に前週の内容について5分程度の「確認テスト」を行い、平常点として成績評価に反映させる。実習ななどで欠席する場合は、大学が定める手続きに従って事前に届け出を行い、別途課題提出をすることで確認テストを受けたものとみなす(ただし、認められるのは最大3回までとする)。

【成績評価の方法と評価割合(%)】

 毎回の確認テスト(第3週から実施)50%
 期末試験(筆記)50%

【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)

 ◎木村琢也、柳田玲奈『スペイン語へのとびら』(改訂版)朝日出版社(スペイン語タイトル:Una purerta al espa?ol)