【シラバス基本情報】
| 科目名 | こどもと音楽Ⅳ＜ピアノ伴奏法＞ | |
| 担当教員 | 村松 千里・櫻井 玲子・鈴木 真衣・鈴木 里奈・鬼頭 愛・長澤 雅恵・林 美春 | |
| 配当年次 | ２年 | |
| 履修方法 | 選択 | |
| 開講時期 | 後期 | |
| 授業形態 | 演習 | |
| 単位数 | 1 | |
| 備考 | ||
【授業目標】
ピアノで伴奏しながら子どもたちと一緒に歌うことは、保育･学校教育現場において重要な技能の一つである｡その際よく用いられるコードネームを理解することは、技能を習得するうえで効果的である。
本授業では、『こどものうた』を主にコードネームによるピアノ伴奏で弾き歌い、さらに次のフレーズの歌詞を先読みできるようになることをねらいとする。
【到達目標】
① 読譜力を高め、コードネームにより曲に合ったピアノ伴奏をするための音楽理論を理解する。
② コードネームをもとに伴奏付けを行う実技能力を身に付ける。
③ ピアノを弾きながら歌詞を読む、次のフレーズの歌詞を先読みする能力を身に付ける。
【授業計画】
弾き歌い能力向上のために必要な音楽理論を学ぶ（村松による）とともに、並行して『こどものうた』を教材とした弾き歌いの実技能力を向上するためのレッスン（櫻井・鈴木真・鈴木里・鬼頭・長澤・林の各担当教員による）を行う。
オリエンテーション、楽典の確認（音名と音階及び主要三和音） コードネーム①基本の４つの形 コードネーム②その他の形 コードでの伴奏付けの実践①ハ長調の曲 コードでの伴奏付けの実践②ト長調の曲 コードでの伴奏付けの実践③ヘ長調の曲 コードでの伴奏付けの実践④その他の調へ応用 実技中間試験及び講評 伴奏形の種類と実践①基本の形 伴奏形の種類と実践②多様な伴奏形 伴奏形の種類と実践③曲に合う伴奏形 次のフレーズの歌詞を先読みする実践①導入 次のフレーズの歌詞を先読みする実践②実践 コードと伴奏形のまとめ 期末実技試験及び講評
【履修上の注意（含予習・復習）等】
・ 前期開講科目「こどもと音楽Ⅲ<ピアノ伴奏法>」を継続する内容のため、その履修を前提とする。
・ 実技能力の習得については、積極的な自主練習が必要である。
・ 対面授業と遠隔授業を組み合わせた授業を行う場合がある。
【成績評価の方法と評価割合（％）】
筆記試験（40%）①
実技試験（40%）②
ポートフォリオ（20%）③
【テキスト・参考文献】（テキスト◎、参考文献（推薦）○）
◎小林美実『こどものうた200』チャイルド本社
ほか、適宜指示する。