【シラバス基本情報】

科目名 こども学専門演習U
担当教員 川浦 千明
配当年次 3年
履修方法 必修
開講時期 通年
授業形態 演習
単位数 4
備考

【授業目標】

 目に見えない「こころ」を測定するため、心理学では様々な研究手法が用いられてきた。本演習では、心理学や心理学研究の基礎的知識を理解することで、自分が調べたい事象に対し(仮説の設定を含む)研究の計画ができるようになることを目標とする。

【到達目標】

 @ 心理学に関する基本的な知識を理解し、説明することができる。
 A 心理学論文の構成や研究方法を理解することができる。
 B 文献・論文講読で知り得た知識の要旨をまとめて発表することができる。
 C 卒業研究の構想を作成し、調査に向けた準備ができる。

【授業計画】

内容
内容
1
オリエンテーション
16
ディスカッション@(問題と目的)
2
心理学概論・文献講読@
17
ディスカッションA(問題と目的)
3
心理学概論・文献講読A
18
ディスカッション?(問題と目的)
4
心理学概論・文献講読?
19
ディスカッションC(問題と目的)
5
心理学概論・文献講読C
20
ディスカッションD(問題と目的)
6
心理学概論・文献講読D
21
ディスカッションE(問題と目的)
7
心理学概論・文献講読E
22
ディスカッションF(方法)
8
心理学概論・文献講読F
23
ディスカッションG(方法)
9
統計手法@(独立・従属変数、統計ソフト)
24
ディスカッションH(方法)
10
統計手法A(量的データの分布の記述)
25
ディスカッションI(方法)
11
統計手法?(相関分析)
26
ディスカッションJ(分析と考察)
12
統計手法C(t検定、分散分析)
27
ディスカッションK(分析と考察)
13
統計手法D(重回帰分析)
28
ディスカッションL(分析と考察)
14
統計手法E(妥当性、信頼性、因子分析)
29
ディスカッションM(分析と考察)
15
文献や手法を基にしたテーマ検討
30
卒業研究に向けて(まとめ)

【履修上の注意(含予習・復習)等】

 (学外活動を含む)ゼミ活動を通常授業期間以外に行う場合がある。こうした活動に参加できること。

【成績評価の方法と評価割合(%)】

 課題レポート(30%)、研究発表とディスカッション(30%)、卒業研究計画書(20%)、主体的な関与(20%)

【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)

 ◎演習内で適宜指示する。

 板口典弘・山本健太郎(2017).ステップアップ心理学シリーズ 心理学レポート・論文の書き方 演習課題から卒論まで.講談社.
 石井秀宗(2014).人間科学のための統計分析 こころに関心があるすべての人のために.医歯薬出版.
 小宮あすか・布井雅人(2018).Excelで今すぐはじめる心理統計 簡単ツールHADで基本を身につける.講談社.