【シラバス基本情報】

科目名 健康科学研究デザイン特論U<応用>
担当教員 保住 建太郎
配当年次 2年
履修方法 選択
開講時期 前期
授業形態 講義
単位数 2
備考

【授業目標】

 実験、調査、フィールドワークなどで得られたデータは、正しい対照実験を実施・示すことによって正当化される。1年時に学んだ知識をもとに、修士課程で行ってきた研究成果や過去の文献を精査し、対照実験を考えることで多角的にデータを捉え解釈、まとめる力を身につける。

【到達目標】

 @ 先行研究論文などを調査し、対照実験の意味を明らかにすることができる
 A 自ら研究プロトコールを立案し、適した対照実験を提案することができる
 B 提案した研究プロトコールの発表を効果的に行うことができる

【授業計画】

内容
1
概要
2
研究的な問い@:文献を調査する
3
研究的な問いA:何を明らかにしているか
4
研究プロトコールの精査@:実験手法の解析
5
研究プロトコールの精査A:対照実験の解析
6
研究的な問いB:何を明らかにしたいか
7
研究的な問いC:先行文献を調査する
8
研究プロトコールの立案@:実験手法の選択
9
研究プロトコールの立案A:対照実験の選択
10
研究プロトコールの立案B:他人のプロトコールの対照実験について考える
11
研究プロトコールの立案C:対照実験の再考察
12
研究の目的@:データをまとめる
13
研究の目的A:発表技法、論文作成
14
ワークショップ(発表用プロトコールの作成)
15
研究プロトコール発表とフィードバック

【履修上の注意(含予習・復習)等】

 本コースは一年生必修の健康科学研究デザイン特論I<基礎>の応用となります。特論Iで作成した研究計画、修士論文研究計画や先行研究論文(英文)の計画・データを利用し、Figureの妥当性について考えていきます。講義毎に調査内容を発表してもらいます。これらの調査・発表にあたり各自パソコンを利用しますので、持参してください。

【成績評価の方法と評価割合(%)】

 授業への参加状況、準備(50%)に併せて、提案プロトコールの内容と発表(50%)で評価する

【テキスト・参考文献】(テキスト◎、参考文献(推薦)○)

 ◎適宜配布する

 〇At the Bench, A Laboratory Navigator; Kathy Barker 著、中村敏一 訳;メディカル サイエンス インターナショナル