第3回職種別同窓会「教職員の会」を開催しました!
2025.08.24
その他
法務教官として、塀の中の少年たちと向き合い、更生に導くための矯正教育に励む金田紬布子さん(平成25年度健スポ卒業生)にご登壇いただきました。
前半は、少年院と刑務所についてリアルなお話を伺いました。
お昼は、栄養科学科の学生(井上ゼミ)によるお手製ランチをみんなでいただきました。本当に美味しかったです🎵
午後からのワークショップでは、各グループの代表者が話し合いの内容について発表しました。
会の終わりには、講師の金田さんの出身地である田原市で市民の皆様のために尽力されている卒業生の河合まり子さんより、田原市の魅力や田原市名産品「たんころメロン」についてご紹介いただきました。
また、会場には、三原千恵野さん(昭和44年度短体卒業生)が贈ってくださった作品「デコパージュ」と卒業生 坂野和歌子さんが出版した『春の香り』と脳腫瘍と闘った愛娘である坂野春香さんが生前に描かれた絵本『×くん』をご紹介、展示させていただきました。
参加された方の感想の一部をご紹介します!
・「粗暴な言動の理解と対応」のところで教えていただいた対応の仕方は、子どもに伝わる具体的な愛情の伝え方だと思い、子育てにも活用していきたいなと思いました。
・少年院のリアル、すごい現場なんですね!
・すごい話が聞けました。法務教官としての熱意が伝わりました。
・法務官の方の話は初めて聞いたので、とても勉強になりました。座談会はほぼ自己紹介で終わってしまいましたが、いろいろな立場の方の話が聞けて良かったです。
・「子どもたちを必ず生きて社会に返す」という言葉。大切に思うからこそ、厳しく、そしてその先の未来を信じているからこその言葉だと思いました。
・更生を信じる力→社会全体でこの力をつけると誰もが暮らしやすい町になるなあと思います。
・嬉しかった一言、悲しかった一言、涙がでました。
・講師の先生のお話を聞いて、自らの子どもへの接し方を振り返る良い機会となりました。
・法務教官の仕事など、詳しく話が聞けてよかったです。今の教育業界では、強い指導はなかなかしにくいし、働き方改革で時間外の関わりはどんどん少なくなるし、部活動もなくなるし、保護者のクレームの方が通ってしまうし、本当に非行を防ぐための生徒への関わりはしにくい時代になってきたと日々感じています。それでも今日のお話を聞いて、1人ずつにしっかり向き合う姿勢や、ルールなどの日常の指導をちゃんと入れること、指導したことを忘れずにきちんと褒めること、など、やっぱり大切だなと改めて思い、心にファイトが湧きました!寄り添うだけでなく、きちんと子どもたちをみちびく指導ができる教員になっていきたいし、また若い教員にも伝えていくべき立場にあるな、とも思いました。
講師の金田さん 法務教官について
ご参加いただいた皆さま、美味しいお食事をご用意いただいた井上ゼミの皆さま、ありがとうございました!