入学時の期待と不安



警察官になりたいと思ったのは、小学校1年生の時です。 きっかけはテレビ番組でしたが、高校2年生の時に交通事故に遭った際に警察官の方が優しく迅速に対応してくださり、憧れが強くなりました。 至学館大学に進学したのは、察官として活躍している先輩の実績があったことに加え、野球部の施設や練習の雰囲気がよく、「ここなら続けられる」と思ったからです。 スポーツ系の大学のため、さまざまな競技の授業を受けられることや本格的な器具を使えることが楽しみでした。 一方で、同期に同じ高校の出身者がいなかったため不安でしたが、野球部の仲間とすぐに親しくなり、大学生活にはスムーズに馴染めました。




成長を実感した体験



「公務員試験の対策は早めに始めたほうがいい」と先輩から聞いていたので、2年生の秋頃から自分で参考書を準備して取りかかりました。 最初に着手したのが、試験範囲が広いと知っていた数的処理。 それを早めに終わらせ、その後英文読解などの苦手な分野を重点的に勉強、最後に暗記分野を詰め込みました。 絶対に合格したかったので、試験本番から逆算して計画的に進めたのがよかったと思います。 部活動を終えて帰宅するのが夜遅かったため、電車での通学時間や授業の空き時間なども有効に活用しました。そのおかげで時間管理が上手くなり、継続力や集中力も養われたと思います。




社会人に向けての抱負



まずは半年間の警察学校を無事に卒業できるように、規則正しい生活を心がけていきたいです。 最初の3週間が特に厳しいと聞いていますが、筋力トレーニングを4年間継続して鍛えた身体の強さには自信があります。 また授業を1回も休まず、勉強と部活動を最後まで妥協せずにやり抜いた精神力で乗り越えます。 警察学校を卒業後は交番勤務となるため、地域の安心・安全を守る警察官として任務をしっかりとやり遂げたいです。 将来的には警備課で、要人の警護を担当できる警察官になりたいと思っています。




大学生活を振り返って



中身の濃い充実した学生生活になった一番の理由は、野球部の活動です。 試合に出るために毎日夜遅くまで必死に練習したものの限界を感じ、それでも「チームの力になりたい」と3年生からは裏方としてチームを支える道を選択しました。 マネージャーの中でも一番上の立場である主務を担当し、100人を超える部員のマネジメントやサポートを行う中で、先を読んで行動する力やコミュニケーション能力、思いやりの気持ちなどが養われ、人間として成長できたと思います。 野球部の活動と勉強の両立にシンドイと感じたこともありますが、どちらも最後まで妥協せずにやり抜くことができました。