第2回職種別同窓会「教職員の会」を開催しました!
2024.08.18
その他
「教育に携わる卒業生同士の交流の場が欲しい!」という会員からのご要望にお応えし、第2回職種別同窓会「教職員の会」を開催しました!


2024.8.18(日)14:00-16:00
「〝ふつう〟って何だろう?~脱・思い込み 脱・SOGIハラ~」
講師:西本 梓さん
”ふつう”って何だろう。もしかしたら、自分の中の「思い込み」が他者を傷つけたり生きづらさに気づいてあげられなかったり、教育の現場でもおきているのかもしれません。多様性教育をテーマに当事者でありながら社会保険労務士として活躍している卒業生 西本梓さんにお話を伺い、理解を深めました。
はじめに教職課程委員長の鈴木正則先生から、大学における教員養成の現状についてご説明いただきました。教員採用選考試験の早期化といった方向性のもと、各種課題について試行錯誤しながら取り組んでいる現状が伝えられました。
卒業生のお話では、西本 梓さん(平成17年度短期大学部体育学科卒業)に「〝ふつう〟って何だろう?~脱・思い込み 脱・SOGIハラ~」と題して、「SOGI(ソジ)ハラ」や「アウティング」について学びました。参加者からは、日本の制度のあり方や対応の仕方についての質問もあり、もっと深く話し合う時間がほしかったというお声もありました。
最年長でご参加いただいた矢橋初美さん(S30年度卒)は御年89歳。岐阜県大垣市から電車を乗り継いでお越しくださいました。今年も幅広い年代の方たちにお集まりいただき、有意義な時間となりました!

【参加者の皆さんの感想の一部をご紹介】
・実体験込みで話を聞けたので、今後の現場に活かしていけたらいいなと思いました。
・カミングアウトの困難さ、社会がまだ受け入れられる体制になっていないと思いました。
・SOGIって初めて聞いた言葉、性的マイノリティー、性的ハラスメント、あまり自分には関係がないと思っていたが考えさせられました。
・当事者に寄り添った対応の仕方が勉強になりました。
ご参加いただきました皆さま!ありがとうございました!

