30年余りにわたってレスリング部を支え、数多くのメダリストを育成した栄和人氏の監督勇退を記念してトークショーを開催しました。対談には谷岡郁子学長をはじめ、2016年リオデジャネイロオリンピックで金メダルを獲得し、現在至学館大学のレスリング部コーチを務める土性沙羅氏、MCにはCBC大石邦彦アナウンサーという豪華なメンバーが集結。

冒頭にこれまでの栄氏の功績をVTRで紹介した後、和気あいあいとした雰囲気でトークショーがスタートしました。当時、栄監督の自宅に下宿していた選手たちの裏話や、土性氏の“今だから話せる栄監督の素顔”などが披露され、対談は終始笑顔あふれる展開に。他にも、「吉田沙保里選手がお菓子ばかり食べている」と聞きつけた栄監督が吉田選手の部屋を抜き打ち検査すると、ベッドの下からダンボール一杯のお菓子が見つかり、お菓子禁止令が出たというエピソードに会場からは大きな笑いが起こりました。また、学長からの「寮の食事での栄養サポートや地域の方々の差し入れといったご支援など、たくさんの方からの応援が輝かしい功績の原動力です」とのお話しに、多くの方が深くうなずく場面も。お楽しみ抽選会も盛り上がりました！

同窓会からは、栄氏の功績をたたえ感謝状と記念品を贈呈しました。栄氏からは「つらいことも楽しいこともありましたが、監督として悔いのない30年でした。モンゴル総監督と並行して、できる限り至学館のサポートにも携わっていきたい」と挨拶があり、大きな拍手に包まれました。