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今月は『経済学者が語るスポーツの力 / 佐々木勝著』をご紹介します。

スポーツには、健康の維持・増進を促進することで労働者の生産性を高めたり、健康的な高齢者を増やし、要介護認定率を下げることで介護費の増加に歯止めをかけたりすることが期待されている。しかし、スポーツの役割はそれだけではない。スポーツ活動を通じて社会生活に必要な非認知スキルを習得することができるし、スポーツ選手の活躍は人々に感動を与え、それが働くモラールの向上につながると考えられる。(中略）本書では「スポーツ」に焦点を当て、人々の教育や労働の生産性に与える影響、スポーツ支援する企業の戦略、スポーツ政策や行政が社会にもたらす効果という側面からスポーツの本当の力を伝えたい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・・・ まえがきより

経済学の知見を用いながら、幅広い分野における「スポーツ」のかかわりについて考察するおすすめの1冊です。

その他の新着図書
●幼児から民主主義 : スウェーデンの保育実践に学ぶ / エリサベス・アルネール, ソルヴェイ・ソーレマン著 ; 伊集守直, 光橋翠訳
●ビジュアル細菌のはたらきパーフェクトガイド : とことん解説人体と健康 / キャサリン・ウイットロック, ニコラ・テンプル著 ; 梅田智世訳
●「食」の未来で何が起きているのか : 「フードテック」のすごい世界 / 石川伸一監修
●スポーツ選手のためのアドラー心理学 : スポーツ心理学のフロンティア / 内田若希著
●日本の体罰 : 学校とスポーツの人類学 / アーロン・L.ミラー著 ; 石井昌幸 [ほか] 訳

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ・・・など他にもあります！