


2025年11月1日(土)10:00~12:00
大府市役所「多目的ホール」
(愛知県大府市中央町五丁目70番地)

Chris Solly(クリス・ソリー)氏
Chief Executive Officer, World Academy of Sport (WAoS)
Chris Solly氏は、World Academy of SportのCEOであり、IF Educationのマネージング・ディレクターも務めています。IF Educationは、教育サービスプロバイダーとして数々の国際スポーツ連盟と提携し、アスリートやスポーツ管理者向けの教育コースを提供しています。
1999年、国際オリンピック委員会(IOC)との合弁会社であるOlympic Games Knowledge Services(OGKS)の構想と設立に尽力しました。2004年後半に自身が代表を務めていたこの会社の株式をIOCが取得するまで、同社の取締役を務めました。それ以前は、オーストラリアオリンピック冬季研究所(OWIA)の前身であり、国際的に認められた高パフォーマンスのアスリートセンターであるオーストラリアスキー協会の初代最高経営責任者を務めました。さらに、彼はオーストラリア代表として5回の冬季ユニバーシアードに出場し、そのうち4回は団長を務めました。また、大学に在学中、長年にわたりオーストラリア大学スポーツ協会の理事会で大学スポーツ界の重要な役割を担ってきました。
スイスを拠点とする同氏は、学士(理学、優等学位)を取得しており、多くの国際スポーツ連盟のアスリートおよび幹部教育プログラムに定期的に携わっています。2004年と2008年には、オーストラリア首相主催オリンピックディナー委員会の執行委員を務めました。
産官学の各分野から多くの方々にご参加いただいた中、開催にあたり主催者を代表して学校法人至学館の谷岡郁子理事長(兼至学館大学長)より挨拶が行われるとともに、来賓代表として愛知県知事 大村秀章様代理である愛知県スポーツ局スポーツ局長の杉浦美紀様よりご挨拶を賜りました。
「Future of Sports」をテーマに講師のWorld Academy of Sport CEOのChris Solly(クリス・ソリー)氏より、教育とスポーツによって、世界中の個人、地域社会、そして社会全体を力づけるビジョンについて講演いただくとともに、2026年に開催される「愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会」への期待が述べられました。
また、講演中には国際パラリンピック委員会(IPC)第2代会長のSir Philip Lee Craven, MBE(フィリップ・クレーブン)氏からのビデオメッセージも披露されました。参加者との質疑応答も行われ、スポーツの未来を考える貴重な会となりました。



