地域への貢献 公開講座

2024年度 公開講座開催一覧

新型コロナウイルス感染症による社会状況に鑑み、予告なく予定を変更することがございます。
ご了承ください。

コミュニケーション研究所シンポジウム
2024年
日時未定

 第12回 日本の祭シンポジウム

  • タイトル  祭とコミュニティ
  • ファシリテーター 石田 芳弘(コミュニケーション研究所 客員教授)
  • 場 所  未定
  • 主 催  学校法人至学館 コミュニケーション研究所
  • 対 象  どなたでも
  • 受講料  無 料
  • 申 込  不 要


「講座内容」

 近年のコロナ禍等によって、地域の人々の人間関係も疎遠になりがちになってしまうような、社会構造の変化が起こっています。コミュニティ研究者の中には、こういった事態を懸念する声が多々あります。又、地域固有の文化である祭りにも影響が出てきており、祭りの存続が危惧される地域もあるのが現状です。こういった背景を踏まえて、コミュニティについて祭りの果たす役割を、コミュニティ研究者も交え、祭り関係者と共に議論します。
 日時などの詳細が決まりましたらこのページでご案内します。

学術講演会(学術・研究委員会主催)

2024年
5月9日(木)
12:40~14:10

 第1回 『食・糖化と愛情ホルモン・オキシトシンとの切っても切れない関係』

  • 講 師  山本 靖彦 氏

       (金沢大学医薬保健研究域医学系 血管分子生物学 教授、学長補佐)

  • 場 所  至学館大学 2001号館 N401講義室
  • 対 象  一般の方と至学館大学の学生・教職員
  • 受講料  無 料


「講座内容」

 糖化(グリケーション)の最終反応産物はadvanced glycation end-products  (AGEs)と

 いわれています。最近、脳から分泌されるオキシトシンが愛情ホルモンとしての効果を発揮

 するには、AGEsを感知する受容体であるreceptor for AGEs(RAGE)が必要だということが

 分かってきました。本講演では、食・糖化・愛情との複雑な関係性について、オキシトシンを

 切り口として考えてみたと思います。

2024年
5月16日(木)
12:40~14:10

 第2回 『ゼブラフィッシュに学ぶ生命科学』    

    

  • 講 師 川上 浩一 氏

     (国立遺伝学研究所 教授)

  • 場 所 至学館大学 2001号館 N401講義室
  • 対 象 一般の方と至学館大学の学生・教職員
  • 受講料 無 料

「講座内容」

 ゼブラフィッシュは、インド原産の小型の美しい熱帯魚です。私たち人間と同じ脊椎動物の仲間で、

 目、口、脳、脊髄、腸、膵臓、肝臓、腎臓、心臓、筋肉、血液などの臓器を共通してもち、遺伝子の

 約70%は人間と共通したものを持っています。そのため、人間の病気を研究するモデル動物として、

 世界中で用いられています。本講演では、遺伝子組換えゼブラフィッシュを作製して行なってきた

 人間の病気に関連した研究を紹介します。

2024年

6月12日(水)
12:40~14:10

 第3回  『京丹後長寿研究から見えてきたフレイルのリスク因子と食・栄養学』 
 

  • 講 師 内藤 裕二 氏

     (京都府立医科大学大学院医学研究科生体免疫栄養学講座 教授)

  • 場 所 至学館大学 2000号館 241講義室
  • 対 象 一般の方と至学館大学の学生・教職員
  • 受講料 無 料

「講座内容」

 わが国は平均寿命世界一を達成し、いよいよ人生100年時代を迎えようとしています

 超高齢化社会のなかで、90歳を迎える人の割合は、女性で約50%、男性で約25%とされ、健康

 長寿対策が求められています。要介護が必要になった原因の解析でも、約80%がフレイルに由来

 するとされ、フレイルの早期発見、予防対策が極めて重要です。京丹後長寿研究から見えて

 きたフレイルのリスク因子解析の最新情報とと食・栄養学の重要性を紹介します。

2024年

6月27日(木)

12:40~14:10

 第4回  『がんの1次予防と2次予防 ―食道がん,胃がん,大腸がんを中心にー』

 

  • 講 師 片岡 洋望 氏

     (名古屋市立大学大学院医学研究科 消化器・代謝内科学 教授)

  • 場 所 至学館大学 2001号館 N401講義室
  • 対 象 一般の方と至学館大学の学生・教職員
  • 受講料 無 料

「講座内容」

 日本人の死因の第一位は「がん」で、現在、日本人の2人に1人はがんに罹患する時代です。

 がんによる死亡者数を減らすためには、がんにならないこと(1次予防)と早期発見・早期治療

 (2次予防)が大切です。喫煙、飲酒、塩分摂取、ピロリ菌感染、高脂肪食、過度な赤肉の摂取、

 加工肉の摂取などの発がんへの関与が示唆されています。一方、胃がんでは、野菜や果物、緑茶、

 大腸癌では高繊維食品、カルシウム摂取、低脂肪食に予防効果が報告されています。がんの1次

 予防と2次予防につき概説します。

2024年

7月4日(木)

12:40~14:10

第5回  『ヒトの進化と日本人の成り立ち』

 

  • 講 師 近藤 修 氏

     (東京大学大学院理学系研究科 生物科学専攻生物学講座 准教授)

  • 場 所 至学館大学 2001号館 N401講義室
  • 対 象 一般の方と至学館大学の学生・教職員
  • 受講料 無 料

「講座内容」

 ヒトはサルの仲間であり、600万年ほど前に、チンパンジーとの共通祖先から分かれて進化して

 きました。いつ立ち上がったのか、いつから道具を使うように、言葉を話すようになったのか、

 これまでに分かっていることと、まだわからないことがあります。これは、遠い昔の出来事と

 思われがちですが、実は今に生きるすべてのヒトにつながっています。その中で日本列島に棲み

 ついたヒトが、やがて日本人となっていく。そんな話をいたします。

2024年

9月26日(木)

12:40~14:10

第6回  『顕微鏡で拡大すると何がみえる?小さな世界へのアプローチ方法』

 

  • 講 師 高瀬 弘嗣 氏

     (名古屋市立大学 大学院医学研究科 共同研究教育センター 主任)

  • 場 所 至学館大学 2001号館 N401講義室
  • 対 象 一般の方と至学館大学の学生・教職員
  • 受講料 無 料

「講座内容」

 普段の生活において、葉、昆虫など肉眼で見えるものは、身近に沢山あります。

 見える物は何でできているのでしょうか。虫眼鏡を使えばその答えがわかるかもしれません。

 虫眼鏡でよりも、さらに細かい観察をするために顕微鏡を使います。病原微生物の発見には

 顕微鏡が大活躍しました。医学・生命科学研究では、さらに小さな世界を観察するために電子

 顕微鏡も使われます。本講座では様々な実例を交えて顕微鏡の世界を紹介します。

2024年

10月3日(木)

12:40~14:10

第7回  『100年つかえる丈夫な永久歯には、おなかの中にいるときの栄養が関係しているの?』

 

  • 講 師 中村 卓史 氏

     (東北大学 大学院歯学研究科 歯科学専攻 病態マネジメント歯学講座 准教授)

  • 場 所 至学館大学 2001号館 N401講義室
  • 対 象 一般の方と至学館大学の学生・教職員
  • 受講料 無 料

「講座内容」

 6歳で生える永久歯は、いつから作り始められるか知っていますか?乳歯は妊娠2ヶ月、永久歯は

 妊娠4ヶ月頃から歯胚が形成されます。高度に石灰化した丈夫で健康な歯を作るにはとても時間が

 かかり、さまざまな栄養素が必要です。近年の生活スタイルの変化により、歯を形成するのに必要

 な栄養素が不足し、胎児期に作られた永久歯が形成不全となる子供が増加しています。最新の研究

 成果に基づいた形成不全症の予防法を提案します。

健康科学研究所講演会

2024年

7月18日(木)

12:40~14:10

 『栄養代謝による免疫調節 ~おいしく楽しく食べて健康に生きる~』

  • 講 師 伊藤パディジャ綾香 氏

     (名古屋大学 環境医学研究所/高等研究院 講師)

  • 場 所 至学館大学 1000号館 12番・13番講義室
  • 対 象 一般の方と至学館大学の学生・教職員
  • 受講料 無 料

「講座内容」

 私たちの体は、日々食べるもので構成されており、生きていくためには食事と食事から得るエネルギー

 が欠かせません。近年、どのように栄養を代謝し、エネルギーを獲得するかが適切な免疫応答において

 重要であること、その破綻が慢性炎症をもたらし、肥満や動脈硬化、神経変性疾患、がんなど、種々の

 疾患の発症や進展に大きく関与することが明らかにされつつあります。食事や栄養による免疫システム

 への影響などの最新の情報を交えながら、おいしく楽しく健康な食事についてお話しします。

みなさまのご参加をお待ちしております。
問い合わせ先 至学館大学附属図書館 
TEL 0562-46-1239 
FAX 0562-46-3860

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