熱中症は、高温多湿な環境下で、発汗による体温調節等がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態をさします。
屋外に限らず、室内で何もしていない状態でも環境によっては発症し、場合によっては死亡するリスクもあります。
熱中症について、正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけるとともに周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。
〇屋内では
・エアコン等で温度を調節
・遮光カーテン、すだれを利用
・室温をこまめに確認
・WBGT値を確認(WBGT値が28℃を超えると熱中症になるリスクが増加)
〇屋外では
・日傘や帽子の着用
・日陰の利用、こまめな休憩
・天気のよい日は、日中の外出をできるだけ控える
・からだの蓄熱を避けるために通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する
・保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす
なお、屋内外ともに、のどの渇きを感じなくても、こまめに水分補給をしましょう。