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2008.07.25 レスリング 「感謝」 伊調千春選手が本音で語る!

【まずはQ&A】
Q1:北京への意気込み
A1:姉妹で金

Q2:中女生の壮行会に対しての感想
A2:皆最高ばい

Q3:北京終わったら何したいか
A3:親友と旅行

Q4:今まで一番つらかったこと・それを乗り越えられた支えになったもの
A4:試合で負けた時・親友と仲間に支えられた

Q5:一言
A5:今の自分を120%出し切りたいと思います。全力出し切ります。


【千春選手にとっての北京五輪とは】
やっとここまできました。
やっとここまでこれました。
私の力ではなく出逢った全てのみなさんに支えられ励まされ、やっとたどり着いた道です。
あともう少しで、2度目の夢の舞台に立つことが出来ます。
2004年アテネオリンピックで負け、2005年、世界選手権にさえでることができなかった。2006年、世界選手権で優勝し、2007年にはアテネで負けた借りを返すことが出来、世界選手権3度目の優勝でした。
この4年間、本当に様々なことがありました。レスリングが嫌になることなんて数え切れないくらいありました。その度に人のあたたかさに気付くことができ、おかげさまでの自分がいることに気付きました。
私は正直勝った喜びより負けた悔しさのほうが大きくて、どれだけ勝ってもアテネで負けた悔しさだけは良い意味で忘れていないし、悪い意味では引きずっています。
いつも隣にいる妹、馨の存在は、私にとっての原動力ともいえます。私の後をついてきてはマネをしながら遊んでいた小っちゃな妹が、今では私よりも遥か先を歩き、世界一に何度も輝きました。優しくて、強くて、そして姉の私から見たらまだ幼くて可愛い自慢の妹です。
ここ最近はいつも馨に助けられてばかり・・・。北京では、「お姉ちゃん」の姿を、馨の自慢のお姉ちゃんになれるよう、二人で出れるオリンピックは最後かもしれないこの大会で、一番高い表彰台に上がろうと思います。

下を向くたびに、壁にぶつかるたびに、何かにつまづくたび、多くの方々から励まされました。
自分のために戦って!と言われます。でも、今回は、馨のために、家族のために、監督のために、仲間のために、出逢えた全ての皆さんのために、笑って終わりたいと思います。

壮行会を開いてくださった皆様、駆けつけてくださったみなさま、裏で支えてくれる、レスリング部員のみんな、大学のみんな、ALSOKのみんな、本当にありがとうございます。
みんなの想いを胸に北京で暴れてきます。

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