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2008.07.24 レスリング 「千春の金があれば...」 伊調馨選手が本音で語る!

【まずはQ&A】
Q1:北京への意気込み
A1:北京では自分のレスリングを信じて思いっきりやります!!

Q2:中女生の壮行会に対しての感想
A2:ぐだぐだ感たっぷりの愛情あふれる壮行会、心に届きました。ありがとうございました。

Q3:北京終わったら何したいか
A3:みんなでパァ-!!と...

Q4:今まで一番つらかったこと・それを乗り越えられた支えになったもの
A4:いまが辛いです。
でも乗り越えなければ!!みんながそばにいるから大丈夫です!!


Q5:一言
A5:自分が何なのかよく分からなくなるときがあるけどそれってもしかして成長できるときなのかも。


【馨選手にとっての北京五輪とは】
オリンピック2連覇を、とよく周りに言われます。
でも、私にとっては今回の北京はオリンピック初優勝を目指して挑戦者のつもりです。
アテネの決勝戦、私はアップ会場で姉、千春の試合をモニターで見ていました。
今まで二人で、そして家族や、私たちを支えてくれる人たちと一緒に戦ってきました。
正直、[戦っている]と思ったことはあまりありません。
レスリングが好きで楽しくて仕方ない、だから毎日頑張れたけど、アテネの決勝は「戦い」に行ったように思います。
千春の敗戦が悔しくて、辛くて、自分の試合どころではなかった。
でもあのとき、息を切らしてドーピング室から走って来てくれた千春の口からは「勇気を持って攻めて来い」という言葉。
私のために、妹の私だけのために言ってくれたことが、「オリンピックを楽しもう」の気持ちを「絶対勝たなきゃ。勝ちたい!」になったんです。
なんでもいい。とにかく私が負けたら千春はもっと苦しむ。どうなっても戦ってやる!その想いが、アテネのマットでぶつけることができたんだと思います。

「二人で勝てたらいいな」「二人で金取れたらいいな」

そんな気持ちじゃ甘かったアテネまでの私たちは、もう一度挑戦する機会を与えてもらいました。
千春の夢は私の夢、私の夢は千春の夢、私たちの夢は、家族や恩師や仲間やみんなの夢。

「馨は大丈夫だ」「馨なら勝てる」
その言葉は、千春に言ってください。私は千春が勝てれば、勝ちます。千春へのプレッシャーになるかな?

沙保里さんと、浜ちゃんと、4人で笑顔で日本に戻って来たいと思ってます。
みなさんどうぞ応援よろしくお願いします。

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