地域への貢献 公開講座

2023年度 公開講座開催一覧

新型コロナウイルス感染症による社会状況に鑑み、予告なく予定を変更することがございます。
ご了承ください。

コミュニケーション研究所シンポジウム
2023年
9月17日(日)
13:00~16:00

 第11回 日本の祭シンポジウム

  • タ イ ト ル  千年持続型社会における祭
  • ファシリテーター 石田 芳弘(学校法人至学館コミュニケーション研究所 客員教授)
  • 場     所  犬山市 犬山市民交流センター「フロイデ」(犬山市松本町4-21)
  • 主     催  学校法人至学館 コミュニケーション研究所
  • 共     催  あいち山車まつり日本一協議会(愛知県県民文化局文化部文化芸術課文化財室)
  • 対     象  どなたでも
  • 受  講  料  無 料
  • 申     込  不 要


「講座内容」

 愛知県内には420輌余りの曳山があり、からくりの曳山祭も全国の約70%が県内にあります。

 またユネスコ無形文化遺産に登録された祭は県内に5ヵ所にあり、全国でも最多です。

 県内の祭関係者と共に、過去10回行われた祭講座シリーズの実績の延長線上として、

 第11回日本の祭シンポジウムを開催いたします。

学術講演会(学術・研究委員会主催)

2023年
4月26日(水)
12:40~14:10

 第1回 『サケの記憶~生まれた川に帰る不思議』

  • 講 師  上田 宏 氏(北海道大学 名誉教授)
  • 場 所  至学館大学 2000号館 241講義室
  • 対 象  一般の方と至学館大学の学生・教職員
  • 受講料  無 料


「講座内容」

 春に体重1gで北日本の生まれた川(母川)から海に下ったサケの稚魚は、餌を求めて北太平洋を

 ベーリング海からアラスカ湾まで大回遊します。数年後の秋に体重3~4㎏に成長した親魚は、

 ほぼ正確に母川に帰ってきて、子孫を残して死んでいきます。サケのドラマチックな不思議を

 解き明かすために行ってきた、優れた神経感覚機能、ホルモンにより制御される生殖機能、

 および驚異的な行動に関するサケの研究を分かりやすく説明します。

2023年
5月24日(水)
12:40~14:10

 第2回 『ゼブラフィッシュに学ぶ生命科学』    

    

  • 講 師 川上 浩一 氏(国立遺伝学研究所 教授)
  • 場 所 至学館大学 2000号館 241講義室
  • 対 象 一般の方と至学館大学の学生・教職員
  • 受講料 無 料

「講座内容」

 ゼブラフィッシュは、小型の美しい熱帯魚です。ペットショップでも購入できます。

 ゼブラフィッシュは、私たち人間と同じ脊椎動物の仲間で、目、口、脳、脊髄、腸、

 膵臓、肝臓、腎臓、心臓、筋肉、血液などの臓器を共通してもち、遺伝子の約70%は

 人間と共通したものを持っています。そのため、脊椎動物の体づくりの仕組みや、

 臓器や脳や神経の構造とはたらき、さらに人間の病気の原因を究明して治療につなげる

 研究をするためのモデル動物として、世界中で用いられています。

 本講演では、ゼブラフィッシュのモデル動物としての長所と、私たちがこれまで、

 トランスジェニックゼブラフィッシュ(遺伝子組換えゼブラフィッシュ)を作製して

 行なってきた神経科学研究や人間の病気に関連した研究を紹介します。

2023

6月14日(水)
12:40~14:10

 第3回  『腸内フローラから考える健康長寿戦略』 
 

  • 講 師 内藤 裕二 氏(京都府立医科大学大学院医学研究科生体免疫栄養学講座 教授)
  • 場 所 至学館大学 2000号館 241講義室
  • 対 象 一般の方と至学館大学の学生・教職員
  • 受講料 無 料

「講座内容」

 腸内フローラが話題です。腸と脳は密接に影響しあい、さらに腸は老化とも関係があります。

 腸内環境を良好に保つ「腸活」は、生活習慣病や認知症、フレイル予防に有効です。

 腸管の老化を制御することが健康長寿を実現するカギの1つです。「何を食べるか」ではなく、

 自分の腸内環境を把握してから食べ物を決める時代かもしれません。今回のセミナーでは、

 腸内フローラの仕組みや働きを分かりやすく解説し、「腸活」をするうえで気をつけることや

 方法、おすすめの食事など、具体的にご紹介します。

2023年

7月5日(水)

12:40~14:10

 第4回  『漢方薬の新たな使用方法』(名市大漢方医学センターの試み)
 

  • 講 師 野尻 俊輔 氏(名古屋市立大学医学部 教授)
  • 場 所 至学館大学 2000号館 241講義室
  • 対 象 一般の方と至学館大学の学生・教職員
  • 受講料 無 料

「講座内容」

 最近の高齢化社会で上手に漢方を取り入れていく方法と実例をお話しします。

 漢方薬にはエキス剤と生薬治療の2種類があります。エキス剤は市販の出来上がったもので

 携帯に便利ですが細かな変更ができないという欠点があります。生薬とは生の原材料を組み合わせて

 煎じることで成分を自由に組み合わせる処方が可能となりますが毎日煎じる必要があります。

 治療対象としては日常生活でのフレイルの対策や抗癌剤などの最先端治療の副作用対策等様々に

 活用しています。名市大での実例を挙げてお話しします。

健康科学研究所講演会

2023年

6月7日(水)

14:20~15:50

 『古くて新しい摂食調節』

  • 講 師 岩﨑 有作氏(京都府立大学大学院生命環境科学研究科 教授)
  • 場 所 至学館大学 1000号館 12講義室
  • 対 象 一般の方と至学館大学の学生・教職員
  • 受講料 無 料

「講座内容」

 現代の日本は、身の回りに美味しいものがたくさんあり、豊かな食生活を送ることができる

 環境にある。一方、食べ過ぎは、肥満・糖尿病・高血圧などの生活習慣病の危険因子となることは

 有名である。他方、若者の過激なダイエット、高齢者の食欲不振など、食事摂取量の不足による

 栄養失調、フレイル(心身の脆弱状態)、サルコペニア(筋萎縮症)などの健康障害も問題である。

 脳は我々の体のエネルギー状態を監視して食欲を調節している。加えて、視覚・嗅覚・味覚・記憶・

 ストレスなどによる脳への刺激も食欲に影響を与えることが分かってきた。

 本講演では、食欲調節機構を概説し、身近な食物・機能性食品による摂食調節と、過食予防による

 抗肥満作用、食欲不振改善作用を紹介する。

大学連携講座(名古屋市教育委員会と連携して実施する講座)

『ライフスタイルと健康を科学する』

  • 日 時 下記開催日 18:30~20:00
  • 場 所 イーブルなごや(予定)(名古屋市中区大井町7-25
  • 主 催 名古屋市教育委員会
  • 共 催 至学館大学健康科学研究所
  • 対 象 15歳以上(中学生を除く)
  • 定 員 4 0 名
  • 受講料 無 料
  • 申 込 申込みは8月下旬から受け付けます。申込み方法の詳細や締切日につきましては、8月下旬発行・公開される

      名古屋市教育委員会生涯学習課分室の後期講座案内、生涯学習Webナビなごやhttps://www.suisin.city.nagoya.jp

      ご覧ください。

「講座内容」

 現在高齢期をむかえている方、そして今後高齢期をむかえる全ての方に向けて、健康維持増進を目指した日常生活構築に向けての

 コツについて、運動や食、そして心の変化によって齎される情動の観点から講演を行います。

第1回
2023年11月2日(木)

『何を食べ、どう動くか』
  • 講師 村上 太郎(至学館大学健康科学部栄養科学科 教授)

第2回
2023年11月9日(木)

『健康を目指した心の動き』

  • 講師 多田 敬典(至学館大学健康科学部栄養科学科 教授)
第3回
2023年11月30日(木)
『肥満と食リズム』
  • 講師 十枝内 厚次(至学館大学健康科学部健康スポーツ科学科 教授)

みなさまのご参加をお待ちしております。
問い合わせ先 至学館大学附属図書館 
TEL 0562-46-1239 
FAX 0562-46-3860

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